パーツと一緒に必要な工具も購入しようとしたのだが、、、
前回プロペラシャフトのナットを閉めるのに5000円も払ってシャフトは直接万力にスプライン部分を固定され、ナットは専用工具がなくタガネで叩きまくってボロボロにされたので、すべてそろえようとしたのだが、、、
えっ!?
シャフトのスプラインを挿して固定する工具『スプラインソケット』が72800円!?しかも在庫一つで、在庫が無くなり次第製造中止、、、いや〰、、、無理っしょ!!業者にでもならない限りは、、、
ということで途方に暮れていたものの思い出しました!!
以前に回航のお手伝いで串本沖で同じくプロペラを流木か何かにヒットさせてプロペラが脱落してボスだけが残っていたのをお世話になっている業者さんが捨てずに持っていたのを!!
あの時は50マイルくらいだったかな?をセーリングして串本にアプローチして漁船に引っ張ってもらって串本に入港、水温17度の冷たい水に入ってプロペラシャフトは無事なのを確認して、現地で大型クレーンを手配して、西宮の業者さんにとりあえず使えるプロペラを持って来てもらって仮に取り付けて大阪湾まで帰ったな~、、、
僕にはそんな予算も時間もなかったけど、、、まあ、スプラインスリーブでもなかったので検討違いでパーツの手配もやり直し、もう一度組み上げて下架して、パーツが手配できたらクレーンを手配し直してなんてことになっていただろう、、、考えただけで恐ろしい!!
ということで貰ってきました!!(笑)
見事にゴムが引きちぎられて外側のボスがブレードごとさようなら〰、、、
たぶんJHシリーズのエンジンだったので、念のために前回交換したプロペラシャフトに合わせてみました、、、
問題なし!!
ただ周りのゴムが邪魔、、、ベタベタしているし、、、
ということでカッターナイフでゴムを撤去しだしたもののベタベタ、、、
ベタベタするゴムということはブチル系??
ブチル系ならひょっとして、、、
とアセトンに漬けてみると、、、
何故か硬くなりカッターでも切りやすくなった!!
溶けると思ったんだけど、、、
どうもブチル系のベタベタとウレタン系のしっかりが混ざり合ったようなゴム、、、
最後はアセトンを付けながらワイヤーブラシで磨いたらここまで綺麗になった!!
これを単純にパイプレンチで固定したら72800円のスプラインソケットと大きな万力代は浮くことに!!
万力で直接挟むより確実にスプラインに優しい!!
って72800円のスプラインソケットと同じ効果があるんだから当然か!!
が、必要な工具はこれだけではなく、もう一つ重要なのはタガネでボロボロにされたナットを締め付ける工具、、、
えっ!?
29200円の『リプレーサー』とそのリプレーサーを回す35500円の『レンチ』が必要!?
しかもレンチは納期3ヶ月!?
プロペラシャフトのナットを一つだけ締め付けるのに必要な特殊工具3つで137600円って、、、それに大きなトルクレンチと大きな万力が必要なわけで、、、
何となく業者さんが持っていなかった理由が分かる、、、
最悪、現状のシャフトの先端からナットまでの距離を測って手持ちのフックレンチで締め込もうかと思ったけど、、、
探せばあるもんです!!
『ステアリングステムレンチ』!!
バイクのステアリングステムを締め付けるトルクレンチに付けて使えるフックレンチですね!
プロペラシャフトのナットにも、
ドライブシャフトのナットにも問題なし!
ただフックの先が尖っていてプロペラシャフトのナットの高トルクを締め付けるのは少々不安だけど、、、
とりあえず外す時はずっと前から持っているフックレンチと前回新しい仲間が買ってきてくれたフックレンチで行います。
それぞれ少し爪の形が違って確実に引っかけるにはそれぞれのフックレンチを使ったほうがよさそうなので、、、ステアリングステムレンチはこの二つの間のサイズという感じかな???
ちなみにドライブシャフトのナットを回すのには、、、
13600円の『ソケット』と29200円の『ソケット』とトルクレンチと万力が必要ですが、、、13600円のソケットは上のフックレンチで代用、29200円のソケットは1900円で買ったスプラインスリーブにパイプレンチを噛ませて代用することにします。。。
他にも分解や組付けに専用工具が必要なようですが、、、高かったり、3ヶ月待ちだったり、製造終了だったり、、、正確な使い方すらわからないのにこんな高価な専用工具が必要なの?というものだったり、、、
何とか手持ちの工具で代用できればいいのですが、、、
他にも使いにくかった2つ爪のベアリングプーラーの代わりに3つ爪のプーラーを買い足して、
小さすぎて使いにくかった前オーナー時代から積まれていたハンマーの代わりに使いやすいサイズのハンマーも買い足して、
ナットの回り止めのために最後に叩き潰すタガネを買い足して、
の前にナットの回り止めのために最後に叩き潰された部分を元に戻すためにチスタガネを買い足して、
これで準備は万端!?
後は手持ちの工具ですべて賄えますように!!
上手く出来れば上架したその日のうちに降ろせるんだけど、、、
体力が続けば降ろさずにそのまま船底のサンディングしてもいいかな〰、、、
残念ながら先週は台風で壊れた艇の上架が多く予約が取れなかったので、1週間伸びて今週の木曜日から土曜日までの上架予約を取りました。