Quantcast
Channel: なんちゃってオーシャンセーラーのブログ
Viewing all 404 articles
Browse latest View live

バウの修理(その133 構造としてのステム復活!、、、おまけ編。。。)

$
0
0

『バウの修理(その132 構造としてのステム復活!、、、後編。。。)』http://ameblo.jp/oceansailor/entry-12167777255.htmlからの続き。。。

 

 

2016年6月9日、木曜日。

 

この日は朝まで続いた雨で湿気が多く、時々霧雨が、、、

 

ということで積層はできないので、先送りにしていたバウハウスの吊り替え作業を、、、

 

まずは先日仮付けした追加のクリートをもう一度外してコーキングを入れて付け直し、、、

 

クリートやもやいが汚れないようにしていた養生を撤去し、、、

 

新しく取り付けた左右のクリートの足の間にスペクトラのシートの切れ端を使い、ウインチ?で強引に、今までバウハウスを吊っていたシートがダルダルになるまで引き上げる、、、

 

メキメキメキ〰、、、汗

まずは右舷のバウハウスを吊っていたシート2本を外し、フォアーステイ代わりのフラクショナルのスピンハリをそっと緩め、すべて追加したクリートに付け直し、、、

 

左舷もすべて同じように付け直し、、、

 

スピンポールを吊っているマストトップのハリヤードを少し揚げてから、ウインチを緩めると、、、奇跡!!

 

なんと、ちょっとだけバウ側が上がった感じはするものの足場とハルとの隙間に貼っていた養生テープはどこも外れなかったクラッカー

まあ、プラダンを滑らかに貼り付けているから当然といえば当然なんだけど、、、汗

 

メキメキメキ〰って音はプラダンの上に垂れて固まったエポキシが追従に耐えれずに割れた音だった。。。

 

流石に屋根を貫いているハリヤードは、、、汗

これで雨漏りが多くなりそうだな〰、、、梅雨なのに、、、あせる

 

まあ、この辺りで多少雨漏りがあっても、もうバルサが向き出しの部分は皆無だから大丈夫だろう。。。

 

後は、フォアガイのためのパッドアイを付けるための穴を開けたり、クリートを取り外したりetc、、、

 

少し神戸大学のJ24のレストアの助っ人をしに行ってから戻って来て、久しぶりに真夜中のサンディング〰、、、つっ、疲れた〰DASH!

 

でもサンディングでエッジ部分の重ね代が大分綺麗になったクラッカー

これも、ハルサイドとデッキ部分を切り離したおかげだな。合格

 

何とか掃除機で粉塵を吸った程度の片付けをしてから帰宅。。。

 

2016年6月10日、金曜日。

 

朝から採寸&型取り、、、

 

前日にサンディングをしていたので比較的楽な作業、、、ただ、サンディングの代わりにもう一度帰ってファブリックの切断作業があるんだけど、、、DASH!

 

採寸が終わったら、チェーンプレートのボルトの位置をマーキング。

所々小さな気泡があるけど奇跡的にボルトの位置には皆無クラッカー

 

まあ、”デッキ側は、、、”だけど、、、汗

 

ステムやっぱり削らないとダメだろうな〰、、、あせる

 

ステム側にはチェーンプレートの長さだけをマーキングして、その一番下とデッキ側の一番後ろを結んだ線をハルサイドに引く、、、

ハルサイドにもステンレスのプレートを付けるタイプの丈夫なチェーンプレートに将来的に改造したいので、、、いつになることやら〰、、、DASH!

 

それも踏まえて型取り、、、

 

し、しまった〰ビックリマーク

 

昨日掃除機で吸って安心してTシャツ作業着でバウハウスに入ったら、腕がチクチク、、、ショック!あせる

 

 

型取りができたら家へ帰ってファブリックの切り出し、、、

 

取ってきた型を元に、、、

 

残り3枚のトライアクシャルのEグラスの型紙を切り出し、、、

 

まずは構造としてのステム復活のための1枚を切りだす、、、

繊維方向も考えて、、、んっ!?

 

500g、、、

 

次に右舷の前回の修理痕と今回の修理部分をオーバーラップするようにハルサイド内側に前後方向に繊維が配されるように切りだすと、、、

 

600g、、、

 

同じく左舷の分も、、、

 

590g、、、まあ左右ほぼ同じだからこんなもんか〰、、、

 

ありゃ!?構造としてのステム復活のための1枚の繊維方向間違って切り出してるじゃん爆弾

 

ということで切り直し、、、DASH!

最終層はデッキへ巻き込まないように積層したから、その最終層をセンターラインを中心に左右に巻き込むように、また最終層と繊維方向を揃えるとデッキでは前後ではなく左右方向に繊維が配されていないといけなかったのを、間違えて前後に切り出してしまっていたあせる

 

まー、積層する前で良かった〰DASH!

 

オーバーラップは重要な場所だし、ウェットオンウェットじゃないので大きく後ろ側で100mm以上、前はチェーンプレートより少し長くしておこうビックリマーク

 

お昼ご飯を食べてから再びハーバーへ、、、

 

フォアガイのパッドアイのボルトの穴と、外した2つのクリートのボルトの穴の処理をしてから積層開始グー

 

ちょっといつもより遅いけどまだ温度32度、湿度41、、、これでも1時間前と比べると1度下がった、、、汗真夏はてなマーク

 

最終層と比べるととっても小さい、、、

 

でも、結構曲者、、、やっぱりスプリングバックが大きくガンネル部分が、、、汗

もうローラー動かせないのに、、、やっぱりバキューム欲しい、、、!!

 

バキュームを使ったFRP作業を見た後では自分のハンドレイアップのなんといい加減なことか〰、、、ドンッ

 

積層が終わったら、ステムの一番下から削り取った木材の部分に代わりにナビセルを貼り付けます。。。

もう、木材は成形のためだったと割り切って考えておこ。。。DASH!

 

すべての作業が終わってもまだ29.4度の51%!?

まあ、梅雨入りしたと言われても作業が続けれるだけ良しとしておこう。。。DASH!

 

 

『バウの修理(その134 ボルト穴の処理)』へ続くかな???

 


バウの修理(その134 ボルト穴の処理)

$
0
0

『バウの修理(その133 構造としてのステム復活!、、、おまけ編。。。)』http://ameblo.jp/oceansailor/entry-12169754502.html

からの続き。。。

 

2016年6月9日、木曜日。

 

『バウの修理(その133 構造としてのステム復活!、、、おまけ編。。。)』http://ameblo.jp/oceansailor/entry-12169754502.htmlでバウハウスの吊り替え作業をしてからフォアガイ用のフォールディングパッドアイの取り付け位置を決めました。。。

 

相変わらず艇の基準が分かりません。。。

 

しかもフォアーステイを外してステムはまだ修理中だし、、、

 

あっ!! フォアーステイのチェーンプレートちゃんとセンターに合わせられるかな!?叫び

 

どうもクワ型の治具のセンターラインがズレているような気がしてきたんだけど、、、汗

 

クリートとクリートの間を正確に測ると、、、クワ型の治具のセンターラインより7mmほど右舷側、、、汗そもそもクリートは左右同じ位置に付いているのか!?

 

まあ、フォアガイの位置決めは時間がないので間を取ろう!!シラー

 

パッドアイのセンターのボルトの位置に8mmでフリーハンドで数ミリ穴を開けてからドリルスタンドを使って穴を貫通させ、ボルトを通し、、、

 

パッドアイの向きを大体シラー、、、合わせて、、、

 

またフリーハンドで数ミリ穴を開けてから、ボルトを抜いてパッドアイをどけてドリルスタンドを使って穴を貫通させ、、、

 

またパッドアイにボルト2本を通し、フリーハンドで数ミリ穴を開け、再びボルトを2本とも抜いてドリルスタンドを使って穴を貫通させます。。。

 

なんか微妙に右舷にズレてる???

 

まあ、線を消したら誰も気が付かないさ〰、、、汗

 

さらに、開けた8mmの穴を16mmのドリルで馬鹿穴を開けます。。。パンチ!

 

か、かなりキツイあせる

 

少しでも手加減を間違えるとドリルの刃先がFRP層に大きく食い込んで僕が回されそうあせる

 

もしそれが開け始めだと、一番表のFRP層、、、1方向のストランドが穴の周り1~1.5mmほどの積層間剥離を起こしてしまった、、、汗

 

まあ、軽くリーマーで削れば問題ない程度だけど、、、DASH!

 

一人でボルトナットを締めこむ裏技としてボルトより0.5mm小さなビットで穴を開けて木ネジのようにボルトをネジ込む人がいるそうですが真似しないほうがいいと思いますよ〰ビックリマーク

 

僕は穴が貫通したらそっとドリルを何度かゆっくりと上下させて穴を整えているけど、国内のFRPの指南書には『ボルト孔はボルト径の1.05倍を標準にしなさい。』とあります。

 

何でもFRPは穴を開けてもドリルの刃より小さくなることが多いらしいです。

それでも無理にボルトを叩きこむと積層間剥離を生ずる恐れがあるので注意しなければならない、、、ということらしいです。。。

 

『穴』一つとっても奥が深いですね〰汗

 

まあ、1.05倍というよりは、兎に角無理をせず抵抗なくボルトがさせるか、もしくは抵抗なくボルトをねじ込めれば大丈夫だと思うので僕はそうしてるけど。。。

 

なるべく一穴一穴丁寧に開けていっていたけど、やはり浮かんでいるヨットの上、、、モーターボートが通って少しでもバランスを崩すと力加減が変わって大変あせる

 

バウハウスの中でドリルを使っていると、モーターボートのエンジン音も聞こえず突然引き波で揺れ出すからどうしようもない、、、あせる

 

兎に角、ドリルは高速で回し、掘削面に振れるか触れないか程度のゆっくりとした速度で穴を開けていく努力はしました、、、DASH!

 

外した前側のクリートもすべて16mmの馬鹿穴を開けていっていたけど、4か所の穴の内3か所もバリが出てしまった、、、プンプン

 

たった3か所の8mmの穴と、11か所の8mmの穴を16mmに開け直すだけでリチウムイオンバッテリーのマルチインパクトドライバーを2回充電しないといけなかった〰DASH!

噛み込むたびに振り回されそうになった腕が痛いあせる

 

ここまでやってから神戸大学へ行ってJ24のレストアを少し手伝って、また戻って来て夜8時半頃から11時半頃までサンディングしてヘトヘトになったのでした。。。DASH!

 

 

2016年6月10日、金曜日。

 

そんな馬鹿穴を開けてどうすんの〰はてなマーク

 

って感じですが、もう2度とこの辺りは手を付けたくないので、できる限りの丁寧な穴の処理をします。。。

 

まあ、単板に穴を開けるのが一番確実だろうけどすべての場所を単板にするわけにもいかないし、、、

 

各穴の深さ(デッキの厚み)を量ってみると、、、

 

パッドアイ部分は39mm~40mm、、、

 

クリートの外側は46mm前後、、、内側は43mm前後、、、

 

フェアリングが終わったら内側からこの厚みを調整しないとな〰、、、

にしても、、、分厚い、、、お、重、、、

 

と〰っても丈夫だぞ!!クラッカー

 

さてと、馬鹿穴にはガラスエポキシの特注パイプを入れます。。。

 

FRPの指南書には幾通りかのボルト穴の処理が記載されていますが、たぶんこの方法がベストだと思うので、、、

 

ガラスエポキシパイプは検索で出てきた『Feather field』http://www.featherfield.co.jp/

 

外径16mm、内径7mmを8mmのボルト用、、、

 

外径12mm、内径5mmを6mmのボルト用、、、

 

外径10mm、内径4mmを5mmのボルト用、、、

 

として特注で購入しまし。。。

 

これは、パイプの厚みがボルト径の半分になるように、また、内径を1mm小さくしたのは位置が少しズレた時のために修正できるかな?と思って、、、

 

ドリルスタンドを使って穴を開けたのは、ボルトの穴を開けてから馬鹿穴を開け、パイプを差し込んでもう一度開け直すため。

また、部材と裏のワッシャーが面できちんと当たるようにデッキに対して直角に穴を開けるため。。。

 

さて、このパイプ、、、サイズを指定したものの精度は+0.4mm、、、16mmに開けた穴には当然入らない、、、あせる

 

Feather fieldサイト上の説明では、

 

『外面は製造時のテーピングの跡が±0.2mm程度のわずかな凹凸があります。
特注で外面平滑加工もできます。』

 

とあり、

 

Feather fieldの注文画面では、

 

『外面サンド仕上げ・・・も可能です。』と記載されているので仕上げも別途オーダーということでしょう、、、

 

兎に角、光沢のあるFRPは足付けのためにサンディングですDASH!

 

ランダムアクションサンダーを足に挟んで、両手でパイプをクルクル回しながら穴に入るサイズになるまで削っていきます。。。

 

直径で0.4mm、、、厚みで0.2mm削るだけでかなり時間がかかったけど、何とか穴に収まるサイズに仕上がりました。。。DASH!

 

それを穴の深さ(デッキの厚み)プラス4mm前後に切断します。。。

 

1本1本切るごとに長さを量って目印のマスキングテープを巻いて、、、

 

切り落とす瞬間に少しエッジがささくれてしまうけど、まあ、軽く面取りする程度で、むしろ面取りしたほうが、エポキシ樹脂を塗って穴に差し込むときにパイプの周りにエポキシ樹脂が馴染み易くなるでしょう!

 

自分で削った多少の凹凸もエポキシ樹脂の流れ込み易さに貢献するでしょう。

 

パイプが黒いのは樹脂に着色されているそうです。これは性能に影響の無い色むらが発生することがあり、クレームになる場合があり、これを避けるために、黒色に着色しているそうです。

 

僕たちヨットマンにとってはエポキシ樹脂&ガラス繊維は高級な造船材料の代名詞みたいなものだけど、広く一般的には『エンジニアリングプラスチック』の一種で、電化製品の『基盤』に使われていたり、歯車などにも使われているそうです。

 

たぶんこのエポキシパイプはプリプレグで作られていると思います。

 

『G-10』などのエンジニアリングプラスチックもエポキシ樹脂&ガラス繊維だそうですよ。

 

エポキシ樹脂の硬化剤って不思議ですよね〰、、、まあ、小難しいことは科学の分野にお詳しい頭のいい方たちに任せておいて、僕はエンドユーザーとして指定又はアドバイスを受けた”製品”を使うだけですけどね〰、、、汗

 

 

さて、話が脱線しかかったところで元に戻し、、、

 

切ったパイプの穴に高発泡ポリエチレン?のコーキング用のバックアップ材を詰め込んで、穴の中に樹脂が入らないようにします。。。

穴の中に樹脂が入ってしまうと、もう一度穴を開け直す時にセンターがズレるかも知れませんからね。。。

 

パイプが準備できたら、デッキの裏側にパイプの落ち止め兼樹脂の流れ度止めのために養生テープを貼って、、、

 

エポキシ樹脂に何故か家にあった『エロジール』(アエロジル?エアロジル?)という増粘剤を混ぜて、

刷毛でパイプに塗って穴に差し込んで、、、

 

動かないように固定しておきます。。。

 

 

2016年6月11日、土曜日。

 

エポキシが固まったのを確認してからサンディング、、、

 

グラインダーを少しでも強く押し当ててしまうと焦げる、、、あせる

 

ディスクサンダーで少しずつ少しずつ熱が発生しないように削っていく。。。

 

これだけでヘトヘト、、、足場の高さが足りない、、、ずっと背伸びをしながら片手はクリートを持って体を支え、もう片方の手だけでグラインダーを持っていると足も腕も悲鳴をあげている。。。あせる

 

まあ、集塵機の先をデッキ上の丁度いい場所に置いておけるから粉塵環境としては大分楽だけど、、、

 

穴を開ける時に白化を起こしてしまった1層目のストランドをリーマーである程度テーパーにした1~1.5mmの深さで何か所かエポキシが下へ流れ出てしまったようで、凹みが残った部分を凹みがなくなるまで周り全体を削り取る、、、クリートの部分は構造積層の上に5層の増積層をしているから問題ない。

つまりダブルバイアスのEグラスを2層分くらい削らないといけなかったってこと。。。DASH!

 

これで上から積層すればコーキングが劣化して効果がなくなってデッキ裏に錆びた水垂れの痕ができてもコアは守られているということになるはずだ。合格

 

数冊のFRPの指南書をまとめるとサンドイッチ構造のデッキにパーツを取りつける場合は、

 

コアがバルサやPVCフォームなどの場合、

 

1、基本何も付けるな!

 

2、もしどうしても付けたければ大きなバッキングプレートか金属プレートを当てなさい!

 

3、ボルト・ナットの締め込みによる圧縮に耐えるようにチューブ(金属かプラスチックのパイプもしくは木製のプラグ)を入れなさい!

 

4、コアをバルサやPVCフォームではなく合板にするか、その部分だけ単板にしなさい!

 

ということらしい。。。

 

2のバッキングプレートや金属プレートのサイズは特にどの程度の大きさがいいかを記載されている指南書ななかったけど、兎に角応力の集中を避けることが出来れば大丈夫だろう。。。ワッシャーを使うならワッシャーの大きさはボルト径の3倍、厚みはボルト径の1/3とABSガイドには記載されている。これはミニマムの寸法のはずだから、8mmのボルトであれば24mm以上の直径のワッシャーで、厚みは2.66mm以上であればいいはず、、、一般的に売っている物の中では直径25mm、厚み3mmかな?

国内の指南書にはワッシャーの大きさはボルト径の2.25倍以上と記載されているものもある。

素人の僕は基本的に強いほうの基準を採用するようにしておこ。

 

3のチューブは、コア材が潰れるのを防ぐというのだけが目的ならどれもありだとは思うけど、、、木製のプラグなんて、パーツの大きさやワッシャーの大きさを考えると工作上不可能だと思う、、、普通のプラスチックは強度的に?金属とは言ってもステンレスかブロンズなら、、、でも、ボルト・ナットは金属なので結露が発生する、、、同じく金属のチューブも、、、金属がバルサや合板の小口に直接接触したら、、、まあ、微々たるものだと思うけど、、、

 

ということで僕はABSガイドに記載されている『solid FRP pipe』を使うことに。。。

まあ、ポリエステルやビニルエステルで作られたパイプでも良かったんだけど、贅沢にエポキシで建造された艇なのでパイプも同じ構成のガラスエポキシパイプを使うことにした。

 

これで金属の結露によるコアの傷みは絶対に出ないだろう。パイプの肉厚も厚めにしたのは、パイプを入れてから裏表から数層のガラス繊維を積層してパイプの小口と積層が密着すれば、水が入っていく場所は絶対になくなると思ったから。。。

 

指南書によっては、曲げた釘などをボルト穴に入れて、内部のコアを除去してエポキシを注入しなさいとあるけど、曲げた釘などでどこまでコアがきちんと処理できるか僕には疑問、、、

でも、表層も裏層もオリジナルの積層が残るので本当に注入が上手く行けば一番簡単な方法かな?

 

4は既に完成された艇にとっては大工事!だけど我が艇にとっては単なるついで!というか一番安い方法。軽さを追求しない我が艇にとっては周辺全面に合板を入れたし、チェーンプレートの部分なんてとても分厚い単板。合格

 

ABSガイドにはこの合板のサイズはパーツより更にデッキの厚み×3大きく合板などの固いコア材を入れなさいとある。合板でなくてもディビニセルならH250とか高密度ならいいらしい。。。でもディビニセルのH250の価格ってあせる

ABSガイドこ言葉的には『High density core』なので合板やH250などが妥当だろう。。。

でもって、このHigh density coreはデッキの裏側が底辺になるように台形にテーパーをした図解が記載されているんだけど、テーパーは1:1、、、さらにこの辺りの積層はデッキに対して少なくとも25%の厚みにしなさいとある、、、???これって表層と裏層を足した厚みだよね???

 

なので、我が艇のバウは15mm厚の合板が2枚でそれぞれのパーツを取りつける部分は合計で8層分くらいでたぶん6mm以上のFRPの層があり、しかもエポキシなのでとっても強いはず。

 

今はまだすべてじゃないけど、デッキ上すべてのパーツの取り付け部分をこの方法に入れ替えが終わった時がレストア完成の時かな?

 

いつになることやら!?

 

まあ、ずっとこんなことばかりやっていてもつまらないので、たまにはクルージングに行って、イベントが何もない時に傷みが激しい場所から順番に、、、次はサイドステイ横のスタンション部分かレーダーアーチの部分かなはてなマークDASH!

 

 

『バウの修理(その135 前回修理部分とのオーバーラップ積層。)』へ続く???

バウの修理(その135 前回修理部分とのオーバーラップ積層。)

$
0
0

 

『バウの修理(その134 ボルト穴の処理。)』http://ameblo.jp/oceansailor/entry-12169771754.htmlからの続き。。。

 

2016年6月11日、土曜日。

 

この日の夜から次の日は関西ヨットクラブの大阪湾一周レースの日、、、参加したかったな〰。。。しょぼん

 

もしくはK/F艇のNさん情報のJSAF外洋三崎の『第1回ショートハンドチャレンジ1・2・3』の日、、、出来ればこっちに参加してから、初島ダブルハンドヨットレースに参加したかったな〰。。。こっちは第30回の記念回を目標としておきますか。。。

記念回はパーティーとか盛大にやらないかな〰。。。

 

まあ、たぶんどちらも例のキールの修理がなくても、自艇の仕上げまで頑張ってやって参加できなかったと思うけど。。。

 

兎に角、今はステムを衝突させない限り外側からはもう手をかけなくても大丈夫なように仕上げることが最優先です。。。

 

ピールプライを剥がしてみると、、、んっ!?

すっごい縞模様、、、叫び

 

『バウの修理(その132 構造としてのステム復活!、、、後編。。。)』http://ameblo.jp/oceansailor/entry-12167777255.htmlで積層したより下手くそじゃんあせる

 

と思ったけどどうやら気泡ではなくてトライアクシャルのEグラスの各ストランドをバラけないようにまとめている糸が白く浮き出ているだけみたい、、、汗

 

後日、試しにトライアクシャルのEグラスを裏表よく見比べて、ついでにストランドをそれぞれ抜いてみると、、、

どうやらロール方向に配されている長いストランドは斜め斜めに配されているストランドの3~4倍の繊維量があるみたい、、、

 

オマケにこのストランドとストランドを束ねている糸は斜め斜めを一まとめにまとめ、それからロールに対して長手のストランドを先にまとめた斜め斜めに対してジグザグ縫いでまとめているみたいな感じ。。。

 

どうも、この斜め斜めのストランドが細いのでまとめている糸の太さが分かりやすくなり、さらにピールプライを剥がすことによって、表面のエポキシがほとんど剝がされ更に一際糸が目だってしまっているようだ。。。

 

トライアクシャルのEグラスってこんなんなんだ、、、

 

まあ、造船所から送ってきた物だから問題ないでしょう。。。

 

もしかすると世の中には、すべて同じ繊維量のトライアクシャルのEグラスもあるかも知れないけど。。。

 

 

トライアクシャルのEグラスの縞模様が気になりつつ、兎に角、作業を進めます。。。

 

まずはのこぎりで木材の代わりに入れたナビセルをある程度形を整えるために切って、、、

 

サンディング開始〰、、、、

 

ギュイ〰ン〰、、、

 

で、こうなった、、、

足場の高さが足りず大変だったデッキ部分、、、

 

 

縞模様が酷すぎて、てっきりストランドとストランドの間に空気が入っていると思って削ってしまったチェーンプレートの取り付け部分、、、

全然空気なんてなくてはてなマークはてなマークはてなマーク

 

ということで↑トライアクシャルのEグラスを詳しく裏表&ストランド&糸をチェックしたのでした、、、

 

削って損した。。。ガーン

 

 

木材の代わりに入れたナビセルもサンディングして成形、、、

流石にステム先端とナビセルの間にギャップが出来たな〰、、、

もう一度マイクロバルーンエポキシパテで埋めなきゃ。。。あせる

 

午前中にサンディングができたら、その日の気温が最高に達してから下がっていく時間に積層開始です。。。

 

まずはエポキシを準備して、、、

 

ガラスも準備して、、、

 

ボルト穴を処するときに少し削ってしまったけど既に5層ずつしてあるクリート部分を除いて、修理中のデッキ全面と、、、

 

フォアガイの取り付け部分がトライアクシャルのEグラスが2枚重なるように、、、

 

そして、前回修理した部分と今回修理した部分がオーバーラップするように積層します。

 

準備が整ったら、、、、

 

土曜日でパートナーがいるので、、、パートナー目線の写真で、、、

 

 

まずは右舷から、、、

 

エポキシをボトボトボト〰、、、

 

ゴムベラで伸ばして、、、

 

端まで伸ばして、、、

 

伸ばして、、、

 

全体にエポキシが行き渡ったら、マスカーごと二つに折って、、、

 

運んで、、、

 

予定の位置に置いて、、、

 

伸ばして、、、

 

ある程度押さえれたら、マスカーを剥がして、、、

 

きっちりと位置を合わせて、、、

 

引っ張って、押さえて、、、

 

引っ張って押さえて、、、、

 

引っ張って、押さえて、、、

 

引っ張って押さえて、、、

 

不要な部分をカットして、、、

 

ちょっとエポキシが行き渡っていなかった部分に刷毛で空気を抜きながら行き渡らせて、、、

 

全体的にゴムベラで押さえこみながら空気を抜いて、、、

 

空気を抜いて、、、

 

大体空気が抜けたらピールプライを、、、

 

貼り付けようと、、、、

 

こっちを引っ張り、、、

 

あっちを引っ張り、、、

 

大体合わせれたところで、、、

 

ゴムベラで押さえこもうとしたけど少しゲル化が始まって、、、

 

脱泡ローラーに持ち替えコロコロ、、、

 

『ローラーが見えないむかっビックリマーク

というカメラガールの言葉で、、、、

 

デッキ側もコロコロ、、、

 

兎に角、ローラーが動かせなくなるまでコロコロ、、コロコロコロ、、、

 

コロコロコロコロ、、、、コロコロコロコロコロ、、、、、コロコロコロコロコロコロ、、、、、、コロコロコロコロコロコロコロ、、、、、、、コロコロコロコロコロコロコロコロ、、、、、、、、コロコロコロコロコロコロコロコロコロ、、、、、、、、、コロコロコロコロコロコロコロコロコロコロ、、、、、、、、、、

 

出来た〰クラッカー

 

温度も湿度もいうことなし!

 

しかもめっちゃ綺麗ビックリマーク合格

 

どうやら一番太いストランドを内側にしたらピールプライのキックバックによるストランドとストランドの間の気泡は皆無、繊維も重力によってエポキシが流れ出ていかない向きだからかサイドもとても綺麗!!ニコニコ

 

まあ、ピールプライの馴染的にシワになるのは仕方がないだろう。。。DASH!

このボルト穴の処理に入れた黒いパイプを見てパートナーは、、、

 

『なぁ〰にぃ〰、そのピップエレキバンみたいなのは〰はてなマーク

だって。。。

色は逆転だけどね。。。

 

ついでに木材の代わりに入れたナビセルの目止め兼ギャップも埋めておきます、、、

ここに貼るつもりだったピールプライ忘れてきた、、、ちーん。。。

 

まあ、削りましょ。。。

 

 

2016年6月12日、日曜日。

 

この日は昼から雨予報。。。

 

でも、そのおかげで気温的には昼頃がマックス、、、

 

ということで、、、

 

朝早くサンディングを始め、、、

 

サンディングが終わったら、チェーンプレート部分の増積層分のダブルバイアスのEグラスの切り出しのための型を取る。。。

 

この日は先日の反対側、、、

 

縦縞がある辺りが今回の修理部分、、、そこから後ろが前回の修理部分、、、白っぽいのはオリジナルのフェアリングフィラーでWoven clothが綺麗にすべて残っている部分、、、その3か所のほぼ中央はオリジナルのWoven clothがほとんど削られてしまった部分、、、汗

この辺りすべてをカバーするように、、、

 

また、修理部分前方デッキとフォアガイのパッドアイを取り付ける部分を、

 

先日を同じように積層します。。。

 

パートナーはのんびりとおやつタイムにやってくるはず、、、

 

僕は雨の前にすべて終わらせる、、、あせる

 

トライアクシャルのEグラスを準備して、、、

 

 

エポキシを準備、、、ヤバっ!!スタンダードハードナーが足りない、、、あせる

 

スタンダードハードナーとファーストハードナーって混ぜれるのかな???

 

混ぜないほうがいいよね、、、

 

仕方がない、、、ファーストハードナーで積層するしか、、、

 

温度は30度、湿度は48%、、、

 

先日と左右が逆なだけで作業は同じなので文章は割愛、、、

 

積層を始めてから1時間ほどで完了DASH!

後は片付けるだけ思ってバウハウスから出たとたんにポツリポツリ、、、

 

積層中に雨が降って来たらマズいと思って積層前にすべてを片付けておいたから問題なし。。。

 

まあ、ゲル化も始まったし湿度48%なら風もあるし一気に湿度が上がることはないだろう、、、

 

しかも、不幸中の幸いにファーストハードナーを使って積層できたので湿度が上がる前に、湿度の影響を受けない程度まで硬化は進むだろう、、、

 

硬化が進みさえすれば、あとはピールプライが守ってくれるはず!

 

パートナーにアイスを買ってきてもらって少しゴロゴロ、、、

 

様子を見にバウハウスを覗いてみると、、、

 

湿度は65%に、、、

 

そういえば、以前の雨で少しだけ修理部分が濡れていたのを思い出して原因を想像してみると、位置的にはたぶんクリートからスピンポールの先端を経由してバウハウスを吊っているシートから垂れてきていたような位置、、、

 

ということで再びバウハウスに入って、シートを伝って雨が垂れてきても大丈夫なようにマスカーを貼って養生をしておく、、、

とはいってもマスカーの上から触った感じでは既にカチカチ、、、

 

マスカーがペタっとくっつくような感じも一切ない。。。。

 

30分ほどで湿度が5%ほど上がった、、、

ファーストハードナーで積層できてホントよかった〰DASH!

 

 

2016年6月13日、月曜日。

 

ピールプライを剥がして、

 

サンディングしてみると、、、バッチリです。合格

 

これで前回修理部分とのオーバーラップが出来たのでその間でオーバーラップが足りずハードスポットになることもないでしょう。

 

あ”〰っビックリマークでも、縞模様がストランドを束ねている糸だと気が付かずに削ってしまったステム部分の補修もしないとな〰、、、

 

まあ、補修って言っても元の形に戻すための増積層の意味合いが強いけど。。。

 

 

『バウの修理(その136 ステムヘッドの構造完全復活!!)』へ続く。。。

バウの修理(その136 ステムヘッドの構造完全復活!!)

$
0
0

『バウの修理(その135 前回修理部分とのオーバーラップ積層。)』http://ameblo.jp/oceansailor/entry-12170095513.htmlからの続き。。。

 

2016年6月13日、月曜日。

 

『バウの修理(その135 前回修理部分とのオーバーラップ積層。)』http://ameblo.jp/oceansailor/entry-12170095513.htmlで縞模様が積層のテクニック不足で気泡が入ってしまったと勘違いして削ってしまったステム部分と、、、

 

ボルト穴の処理で少しバリと積層間剥離が起きてしまったエッジをリーマーで整えた後、エポキシを塗ってパイプを差し込んだらエポキシが流れ過ぎて少し凹みができてしまったので凹みに合わせて周りを削ってしまったクリート周りに増積層をします。。。

 

この日は昼から雨だったのかな???

 

何故か真夜中に、、、

 

取ってきた型を、、、

たぶん少しアレンジして、、、ダブルバイアスのEグラスを切り出し、、、

 

少し前に注文していたWoven clothも切り出しました。。。

 

Woven clothは

 

『ヒロウッデンカヌーショップ』http://www.woodencanoe.net/index.htmlで『ファイバーグラスクロス 200g/㎡』として売っているものを購入。別に100g/㎡のものも購入。

 

しっかりとダンボール箱の中に湿度調節のための新聞紙に包まれて、、、

 

新聞紙の中にビニール袋に包まれていました。。。

 

発送はロールでも出来るようですが、我が艇の場合は表面仕上げではなく、コアや合板の小口処理に使う予定なので折り目ができても気にしない、、、

 

それを200mm幅と300mm幅に切り分けます。。。

この2枚はステムに成形?のために入れられていた木材の代わりに入れたナビセルを包み込むためのものです。。。

 

 

この『ヒロウッデンカヌーショップ』さんはその名のごとく、木造のカヌーの製作や、自作材料の販売などを行っているようで、現在学生さんたちが使っているエポキシ樹脂もこちらで販売されている『SYSTEM THREE』というエポキシです。

 

我が艇のために使っていたエポキシをJ24の第一段レストア時に使っていたのですが、高価なので当時整備担当だったS君がネットで調べた結果、ヨットの修理に問題なく使えそうなエポキシで一番安価なこのSYSTEM THREEを見付けてきました。

 

我が艇のようにビルダー指定や元々HT9000を使っていればHT9000を使わないといけないと思うけど、J24のように元々がポリエステル樹脂であればビニルエステル樹脂か、なんでもいいので造船用のエポキシ樹脂を使えば大丈夫でしょう。。。

 

最近のJ24は樹脂にポリエステル樹脂ではなく、ビニルエステル樹脂を使って建造されているものもあるようです。。。

 

詳しい方に聞くと、

 

HT9000はとても固いエポキシ樹脂だそうです。。。

なので、固く強度が欲しいFRP船にはこのHT9000を使っているそうです。

 

たぶん多くのヨットマンなら知っているWEST SYSTEMは主に木造艇の建造のために元々HT9000を作っていた『エピグラス社』の人がHT9000を元に強度を落とし、木材の強度に近づけて木造艇建造のためのシステムである『WEST SYSTEM』のために作ったエポキシだそうです。

その後、WEST SYSTEMは独立して現在に至るそうですが。。。

つまり木造艇を建造するにはHT9000は固すぎるエポキシ樹脂ということらしいです。。。

 

『ヒロウッデンカヌーショップ』でSYSTEM THREEは主に木造カヌーの建造用の接着剤又はコーティング材として販売されているようです。

しかしHP上では『木製のカヌー/カヤック/ヨット/ボートの製作や修理(ストリププランキング工法、スティッチ&グルー工法、グルーラップストレイク工法など)』『ファイバーグラスボートの製作や修理』『ファイバーグラスボートのゲルコートブリスター、オズモシスの修理』『コンポジット工法でのボート製作』でSYSTEM THREEのエポキシ樹脂が使用されるとあります。

 

残念ながらヒロウッデンカヌーでは接着材とコーティングがメインのようで積層に必要な厚手のダブルバイアスやトライアクシャルのようなEグラスは扱われていないようです。

 

なので学生さんはエポキシはヒロウッデンカヌーショップから、ダブルバイアスのEグラスは僕のお裾分けでJ24のレストアをしています。

 

前置きが長くなったけど、この『ファイバーグラスクロス 200g/㎡』は本来は構造体として使用するものではなくコーティング材、つまり木造のカヌーやヨット・ボートの木の部分を海や川、湖の水や雨水から切り離して長持ちさせるための『ファイバーグラッシング』というテクニックのために用いられるようです。

 

同じような目的に『ダイニールクロス』というアクリル繊維でできたものもあります。

 

ガラス繊維とアクリル繊維であればどちらが強度にも優れているかは単純明快。。。

 

薄ければ薄いほどコーナーなどに馴染み易いはずなので、我が艇では少し失敗してしまったアンカーウェルの周りや、船内だけどバルクヘッドのアクセスハッチのための開口部の小口処理などに使おうかと思って少し多めに200g/㎡と100g/㎡を5mずつ購入しておきました。

 

ということは我が艇ではHT9000をデッキや船底、もしくは構造体として使用して、WEST SYSTEMをバウバースなどの改造に使って、もっとも安価なSYSTEM THREEを単独の扉や蓋など船体に直接積層しない部分に使用すれば経済的になるんじゃない!?

 

 

2016年6月14日、火曜日。

 

朝からサンディングをして、、、

 

気温の上昇に関係なく、マイクロバルーンエポキシパテを作って、、、

 

少し凹みの激しいこの部分と、、、

 

この部分の凹凸を処理します。。。

大きなステンレスのヘラを使って右舷から左舷に回すようにマイクロバルーンエポキシパテを盛ってから、、、

 

固まるまでの時間を使って家に帰り、、、

 

倉庫で昨日の夜遅くまで切断作業をしていたガラス繊維を整理して、、、

 

重さを量ると、1層目のWoven clothは80g、、、

 

クリート&フォアガイのパッドアイの部分は、、、

 

490g、、、

 

ステムの部分は、、、

 

380g、、、

 

ちょっと早いかな~と思いながらもハーバーへ戻ると、マイクロバルーンエポキシパテはカチンカチンビックリマーク

ファーストハードナーのおかげかな?

 

何とか、ここと、、、

 

ここ、、、

問題なく削れそうです、、、

 

作り過ぎて余ってしまったマイクロバルーンエポキシパテは、もう積層作業がない修理した後ろのほうへ塗っておきました、、、

 

後ろの分は今から積層する分と一緒に明日の朝削ります。。。

 

削ると、、、前回のマイクロバルーンと今回のマイクロバルーンの継目に少しの段差があるけど、まあ、ワイヤーブラシで軽く足付けする程度でWoven clothは馴染んでくれそうな感じ、、、

 

こっちも同じ、、、その上の部分のナビセルが向き出しになった部分も、先にエポキシ樹脂を擦り込めば大丈夫そう。。。

 

ということで、、、ステムヘッド部分を2回、クリート&フォアガイ部分を2回に分けるようにエポキシを準備します。。。

そうしておかないとエポキシを必要分一気に混ぜてしまったら積層途中でディスポビーカーの中で硬化して作業が中断しそうだから、、、汗

 

繊維も

すべて準備して、、、

 

道具も揃え準備万端。

 

エポキシを混ぜ混ぜ、、、

 

刷毛で積層する場所にエポキシをペタペタ、、、

 

ステム前面から左右のハルにかけて上はガンネルのコーナー上部までのダブルバイアスのEグラスの1層目を貼り付けて手で押さえこんで、、、

 

刷毛でエポキシをペタペタ、、、

 

大体エポキシが全体的に行き渡ったところで、、、

 

1層目とガンネル上部までは同じで後ろ&下に50mm大きい2層目を貼り付けて手で押さえこんで、、、

 

刷毛でエポキシをペタペタ、、、

 

大体エポキシが全体的に行き渡ったところで、、、

 

一度、脱泡ローラーでコロコロ、、、

 

それなりにしっかりと脱泡したところで後ろ&下に50mm大きく、片側からデッキを覆い、反対舷のガンネルのコーナー部分で左右が巻きこまれるように切りだした3層目を貼り付けて手で押さえこんで、、、

 

残りのエポキシをすべて塗り伸ばし、、、

 

もうワンセットのエポキシを混ぜ混ぜ、、、

 

3層目に刷毛でペタペタ、、、

 

コーナー部分の重なりに手を焼きながら、、、、

 

3層目より後ろ&下に50mm大きく、3層目と逆のガンネル部分に巻き込むように切りだした4層目を貼り付けて、、、

 

エポキシをペタペタ、、、

 

大体エポキシが行き渡ったところで脱泡ローラーでコロコロ、、、

 

それなりにしっかりと脱泡してから、、、

 

ステムにWoven clothを貼り付けて、、、

 

エポキシをペタペタ、、、

 

200g/㎡のWoven clothは簡単にエポキシが含浸したので、、、

 

すぐにステム部分のピールプライを貼り付ける。。。

 

ステム部分のピールプライが貼り付けれたら、デッキ部分にも、、、

 

やっぱり左右から合わせた積層の脱泡は難しい〰あせる

 

エポキシを混ぜるのは最初の2層と3層目と4層目&Woven clothと3回に分けたほうがよかったみたい、、、脱泡中にかなり早くゲル化が始まった〰あせる

 

なんとか完全にゲル化してローラーが動かせなくなるまでには安定させ見た目的には綺麗に脱泡できたようだ。。。DASH!

 

ダブルバイアスのEグラスを縦横と斜め斜めを交互に計4層積層したので、これで『バウの修理(その135 前回修理部分とのオーバーラップ積層。)』http://ameblo.jp/oceansailor/entry-12170095513.htmlで無駄に削ってしまったと思っていた最終のトライアクシャルのEグラス分の補修も終わって構造的には完全復活!!クラッカー!!

 

ちょっと一息、、、カシャっ📷

 

ほんの5分ほどの休憩ののち、、、

 

エポキシを混ぜ混ぜ、、、

 

クリートとフォアガイのパッドアイが付く場所に刷毛でペタペタ、、、

 

左右のクリート部分の補強積層した間の凹んでいる部分に三角形のダブルバイアスのEグラスを3層ペタペタ、、、

 

続いて左右のクリートとフォアガイのパッドアイが付くところ全体を3層ペタペタ、、、

 

続いて、左右のクリートの部分にも各3層ペタペタ、、、

 

、、、、、分厚くなり過ぎたような、、、、汗

 

まあ、積層するより、削るほうが湿度に左右されることなく作業できるからいいかな???

 

まあ、少なくても、左右のクリートとフォアガイのパッドアイが付くところ全体を3層ペタペタした1層目は前回の修理した繊維方向とは45度向きが違うから繊維の方向的にも強くなったと思う、、、

 

その上の2層分は削らないといけないような気がするけど。。。汗

 

まあ、すべての層は交互に45度ずつズラしてあるのでどこかが繋がりさえしていれば大丈夫だろう、、、少なくても全体を積層した1層目が。。。

 

片付けている最中に神戸大学のバイク通学者のI君とN君が片付けに駆けつけてくれた。

『もし可能であればバイクで来ている人二人くらい、脱泡と片付けを手伝いに来てください。』と言っておいたので。。。

彼らの助っ人に行きたくても自分の艇が最優先。少しでも早く大学に助っ人に行くためにはギブ&テイクで彼らにも少しでも我が艇のお手伝いをしてもらわなければいけません。

二人来てくれたので僕が一人で片付けるよりは15分ほど時間が短縮出来、神戸大学に予想より15分ほどはやく行くことができました。。。

 

衝突?により歪んでしまっていたバウパルピットを兎に角安く、彼らの部内レースに間に合わせるべくステンレス屋さんに強引にお願いしたので、自分たちでできることは自分たちで!

 

ということで、忙しくて現場を確認できないステンレス屋さんに変わってパルピットと一緒に渡すための雄型を作るための雌型を作るお手伝いと、本来なら45度程度のRの部分がほぼ直角になり完全に折れて潰れて強度がなくなっている部分を切りとって新しく溶接し直してもらうのに、角度が分からないのでカセットガスバーナー3つと大きな万力を駆使してなんとか正常な角度まで戻すことを学生と一緒にやっていました。。。DASH!

 

僕が一人でやったらたぶん1時間程度で終わる作業、、、しかし僕も疲れているので最低限の指示を出して作業時間2時間半でとりあえず雌型ができました。。。

 

明日はその雌型から雄型を起こさなきゃ!

 

 

『バウの修理(その137 成形開始!)』へ続く、、、と思う。。。

バウの修理(その137 成形開始!、、、前編。。。)

$
0
0

『バウの修理(その136 ステムヘッドの構造完全復活!!)』http://ameblo.jp/oceansailor/entry-12170780240.htmlからの続き。。。

 

 

構造としては完全復活!しているはずだけど、もう少し成形や部分的な補強のための積層をします。。。

 

 

2016年6月15日、水曜日。

 

朝からサンディング、、、

 

ピールプライを剥がすといい感じ、、、

 

Woven clothは糸がない織っているガラス繊維なので見た目にはほとんど積層したのかどうか分からない、、、

 

と思っていたら、、、汗

どうやらピールプライに引っ張られて浮いてしまったようだ、、、しょぼん

 

折角、きっちりと以前桟橋にぶつけた時に修理した時の増し積層のダブルバイアスのEグラスとオーバーラップ積層したのに、、、しょぼん

 

まあ、でもいいや〰、、、削ろ、、、DASH!

 

 

全体を、、、

 

削ってから、、、

 

クリート&フォアガイ用のパッドアイの取り付け部分の高さをチェックすると、、、

た、高すぎるあせる

 

削るの大変あせる

 

誰だ!?

 

『積層するより、削るほうが湿度に左右されることなく作業できる。』

 

なんてほざいていたのは!?

 

あっ!僕だあせる

 

う”〰、、、でも、まあ、積層してしまったものは削るしかないか〰、、、

 

他の部分のパテを入れて研ぐ都度に一緒にのんびり削っていこ。。。DASH!

 

まずは元々の構成の2重に入っていた木材をナビセルに置き換えるため、先日、ナビセルを貼り付け、Woven clothでカバーしたその上にもう一枚ナビセルを貼り付ける、、、

積層は気泡ができないように気温が上がり切った後でしているけど、接着は大丈夫だろう。。。

 

一度家に帰りゴソゴソとして、パテが固まった頃にハーバーへ、、、

 

エポキシを混ぜてから約4時間、、、

確認のために置いておいた余ったパテを割ってみると、、、

 

甲高い音で”パキっ!”

 

流石、『Fast hardner』ビックリマーク

 

スタンダードハードナーとファーストハードナーを上手く使えば作業効率が向上しそうひらめき電球

でも、それだけストック出来ればの話だけど、、、DASH!

 

ということで養生テープで、、、

 

しっかりと押さえこんで置いたナビセルの、、、

 

養生テープを剥がす、、、

 

流石に隙間が大きそう、、、

 

いつも艇に積んでいるノコギリが行方不明、、、別のノコギリを持って行って、大体の形にカット、、、

 

この赤い線の通りにステム側を削ってから、、、

 

サイドからハルのラインに合うように削って角を丸めるように削る、、、

 

まあ、思っていたより隙間はほとんどなく凹み程度、、、

 

養生テープでマイクロバルーンエポキシパテの流れ止めの堰を作っておいたのは大成功ビックリマーク

これで以前修理した部分のエポパテ21とナビセルは大きく切り離され、この表から積層されるWoven clothは同じエポキシを使ったマイクロバルーンエポキシパテでオーバーレイされる。

 

気分的な部分だとは思うけど、やはり同じ樹脂同士のほうがいいと思うので。。。

 

サンディングができたら湿度が上がる前に目止めのマイクロバルーンエポキシパテをナビセルに擦り込む、、、

 

湿度が60%を超える前にパテ打ち終了〰合格

 

余ったマイクロバルーンエポキシパテはガラス繊維をもう積層しない後ろのほうから順に打っておく。。。

 

今までの余ったマイクロバルーンエポキシパテもこんな感じで打つところがあれば無駄にせずに済んだのにな〰、、、DASH!

 

ナビセルの目止めをした後はピールプライを貼っておく、、、

 

これでサイドはしっかりと形を整えないといけないけど、前面はあまり削らずにWoven clothが貼れるだろう。。。

 

ここまでやってまた神戸大学へ、、、

 

この日は歪んでしまったバウパルピットの型を先日起こした雌型から今度は雄型を作るお手伝い。。。

 

出来上がったバウパルピットを型に仮合わせして完了。

 

明日の船検が終われば回収してステンレス屋さんに渡すことに。。。

 

 

2016年6月16日、木曜日。

 

雨、、、

 

ブログをアップして、、、

 

神戸大学へ行ってバウパルピットを回収してあげてステンレス屋さんにバトンタッチ、、、

 

ハーバーへ鋏を取りに行くと、、、爆弾叫び

 

雨なのでどうすることもできない、、、とりあえず雨が吹きこまないように、、、しょぼん

 

 

2016年6月17日、金曜日。

 

切り出しておいた大きいほうのWoven clothの

 

重さを量り、、、110g、、、

 

単板部分のガンネルの角になる部分の成型のためのガラス繊維を切り出し、、、

 

重さを量り、、、左右とも90g程度だけど、、、

半分は削り落とすかな???

 

繊維が段取りできたらハーバーへ行き、、、

 

まずは雨が吹きこまないようにしていた、、、

 

壊れて落ちていたバウハウスの出入り口の修理。。。

出入りするたびに折れたり伸びたりしていたプラダンは西日による劣化も伴ってか固定していた合板のすぐ下の部分で千切て落ちてしまっていた。。。

 

先日、鋏を取りにハーバーへ行った時にはなすすべなく、とりあえず出入り口を立てて、ベランダストッカーを前に置いておいた。。。

 

取り付けてあった合板を外し、、、ヒビが入っていた部分をすべて防水補修テープで補強して、蝶番替わりにロールアップしても大丈夫なように縦にも防水補修テープで補強、、、本当は5本入れようと思ったけどテープがなくなった、、、ちーん。

これで修理完了するまで持ってくれるかな???

 

流石に大きくなってしまったハリヤードが通っているバウハウスの屋根からの雨漏りが酷い。。。

 

ハリヤードを伝って落ちてくる雨水はクリートの下を通ってハルサイドに流れてくれているみたい、、、

 

左右とも同じ感じ、、、仮とは言ってもクリートのコーキングしておいてよかった~!

 

バウハウスを吊り替えるまではハリヤードを伝ってくる分くらいしか雨漏りはなかったけど、吊り替え後は大きくなってしまった穴からポタポタと、、、

まあ、それでも紙コップ1杯程度しかバウハウスの中には溜まっていないけど。。。

 

雨水を雑巾で拭いたら、まずはサンディング、、、

 

このナビセルの目止めのマイクロバルーンエポキシパテを、、、

 

Woven clothが馴染み易いように成形するのと、、、

 

余ったマイクロバルーンエポキシパテを打った後ろの部分と、、、

 

同じく反対の後ろの部分と、、、

 

同じく余ったマイクロバルーンエポキシパテで売ったデッキ面の後ろのほうを、、、

 

削りました、、、まだまだクリートの部分の高さは高い、、、汗この『ハの字』に見えているマイクロバルーンエポキシパテは周りと一緒にすべて削り取ることになりそうだ。。。あせる

 

削り終わったら気温マックスになるまで採寸、、、ステムから60cm~75cmのところはまだ1mm弱オリジナルより高い、、、汗

ほんの1mm、、だけどガラス繊維のエポキシ樹脂、、固くてなかなか削れない〰ショック!

 

全体的にあと、どこに何層積層し、どこをパテで埋めるかを考えます。。。

 

単板の部分のガンネル部分は左右とも、、、

 

10mm以上の隙間が、、、

単板部分はオリジナルの裏層のさらに裏側にR10のマイクロバルーンエポキシパテを入れて、更にそこから何層も積層して強くしてから、表側からそのマイクロバルーンエポキシパテがほとんどなくなるまで削って大きなRにした部分に直接積層していったんだから仕方がない、、、

 

他の部分は裏層の上に合板がありその合板の角をR10で落としているだけなんだから、、、汗

 

 

サイド部分も隙間が大きい部分では10mm程度かな???

どうやら、この部分に入れたコアのテーパーが大きかったみたい。。。汗

 

まあ、この辺りはコアもテーパーになり積層もテーパーにしているし、凹みもテーパー状になるのでマイクロバルーンエポキシパテですべて成形しても歪に上手く追従して割れることはないだろう。。。

 

マイクロバルーンの一番の特徴は『伸び』が良いことらしいし。

無数の小さなピンポン玉入れているようなもんだからかな?

 

 

サンディングが終わって、採寸が終わってから神戸大学へ。。。

 

『ハイロックDX』という2液ウレタン塗料を使って修理部分のツルツルの部分などを吹き付け塗装をすると綺麗になるとアドバイスしておいたので、以前に使わなくなってオイル交換など簡単なメンテナンスをしたあげたエアーコンプレッサーと、クリーンボーイを買ったので使わなくなったスプレーガン2つもあげて、使用方法のアドバイスを、、、

 

ある程度使い方を教えて、交代で何人かにやらせてから僕は大急ぎで途中退場DASH!

 

 

ハーバーへ戻って湿度が上がる前に積層!

 

ガンネル部分は係留索などの擦れに対して強いほうがいいのでガラス繊維で補強しておきたい、、、マイクロバルーンエポキシパテで成形しただけではドンドン削れてしまうし、、、

 

ということで、、、

 

まずはベースとなるステムのWoven clothを積層。これで、本来のすべての積層構成が元に戻ったクラッカー

 

続いて、ガンネル部分の増積層。。。

 

一応1層あたり0.8mm計算なので6層4.8mmを貼り付ける。。。

 

FRPの指南書のほとんどに過度の硬化熱が起こらないように1度に積層する厚みは5mm程度にするべきとあるので。。。

 

大急ぎで神戸大学へ戻ると既に塗装を終え、久々にクライナーベルグ(X442)でみんな出港した後、、、艇庫には部外者の僕一人、、、でも、スプレーガンの手入れを教えていないのでチェックしておく。。。

 

一応はシンナーを入れて内部洗浄はしたような形跡が、、、でもニードルやノズルの分解まではしていないみたい、、、汗

 

みんなが帰ってくるまで待つわけにはいかず、ガンの分解を始めるとT/D艇に行っているS君が現れたので、部外者の僕の緊張はほぐれ、二人で話ながらガンの手入れ。。。

 

それでも時間が余ったので、塗装後にすぐにマスキングを剥がしていなかったのでデッキ面だけS君と一緒にマスキングを剥がす。。。

 

塗装はマスキングを剥がす瞬間が一番楽しいにね。みんなに黙って勝手に楽しみ取っちゃった。ウシシ

 

喫水ラインの補修のマスキングも取りたいところだったけど、たぶん一番楽しい作業なのでこれだけは取っておいてS君とJ24の上でお話。。。

 

S君はT/D艇でパールレースに参加するそうです。

 

みんなが帰ってきてから喫水ラインのマスキングを剥がしているとあちこちで、『あっ!』や『やられた〰!』の声が、、、

 

見てみると、マスキングが下手過ぎる、、、たぶんオリジナルは緑色?の船体、その上に白で塗ってあるけど、船底塗装をするたびに喫水ラインまで一生懸命耐水ペーパーで長年削っていて喫水ラインに草原の絵を描いたように緑色のラインが出ていたのをタッチアップしたんだけど、、、

 

注意深くマスキングを貼らなかったようで緑の線が所々見えている、、、流石にそんなところまでチェックしてあげれないよ〰、、、もっとも酷いのはステムで左右のマスキングが合わさるところ、、、両サイドからマスキングを引っ張って来てステムでクロスした状態のままペイントしたみたい、、、バッテンで緑色のラインが残ってる。。。汗

 

まあ、学生クウォリティーということで面白いけど、、、僕は構造的に問題がなければ今回からはなるべく黙っていることにしたんだが、、、

 

やっぱり、緑のラインを残して、木を描いて象やキリンやライオンでも描いておけば楽しかったのでは?にひひ

 

 

大急ぎで神戸大学へ行ったので写真を撮り忘れていたのでこの↓写真は次の日の硬化後、、、

 

養生をする時間がなかったのでエポキシが流れ出てしまったけど、刷毛で伸ばしておいたので軽く足付けする程度で追加の積層やパテ入れは簡単にできるから大丈夫。

 

 

『バウの修理(その138 成形開始、、、後編。。。)』へ続く。。。

バウの修理(その138 成形開始!、、、後編。。。)

$
0
0

『バウの修理(その137 成形開始!、、、前編。。。)』http://ameblo.jp/oceansailor/entry-12173415557.htmlからの続き。。。

 

 

2016年6月18日、土曜日。

 

朝から、、、たぶん、、、前夜に切り出しておいたダブルバイアスのEグラスの、、、

 

重さを量って、、、最初に積層するステムからハル両サイドへかけての2枚は220g、、、

 

2番目に積層するステムから両サイド、片側から大きくデッキを覆いガンネルでオーバーラップする分は、、、180g、、、

 

2番目に積層するのと同じ形で一回り大きな3番目に積層する分は、、、250g、、、

 

 

ハーバーへ行ってまずはサンディング、、、

 

またしても浮いてしまったWoven cloth、、、しょぼん

削るしか、、、えーん

 

削り終わったらまたまた採寸、、、

チェーンプレートの形を確認して、残りの積層回数も確認します。。。

 

兎に角、チェーンプレートが付く場所だけは単板ビックリマーク

 

出来ればフェアリングも積層したエポキシガラスを削りだして、目止めのインタープロテクトで仕上げてからペイントしてチェーンプレートを取り付けたい。。。

 

気温が上がる前にサンディングを開始しても終わった頃にはパンツまで汗でびしょびしょ、、、

 

タイベック&ナイロンヤッケ&パンツと集塵機のおかげでサンディングの粉塵による痛痒さとは無縁になったけど完全にサウナスーツ、、、あせる

 

とりあえず着替えて、帰って冷房の効いた部屋で気温マックスになるまで休憩。。。

 

先日出来上がって発送された新しいチェーンプレートが届いたクラッカー

 

元々付いていたチェーンプレートはこんなの↓、、、

頼りないステムの構造に、さらに5/16の”全ネジ”ボルト6本で取り付けられていた上に、ステムとデッキとの角度がおかしく、さらにデッキ側のボルトはワッシャーも付けられないくらい外板にギリギリだった、、、DASH!

 

フォアーステイを支えているクレビスピンの穴は少し変形、、、

 

何かを取り付けるためのパイプのようなものが溶接されていたけど意味不明、、、

バウスプリットでも付けるつもりだったのかな?

 

ヘッドセールのタックを取り付けるボルトは少し曲がって、ハンマーで叩かないと抜けない状態、、、

このボルトにブロック2つも付けてジェネカーのタックも留めているし。。。

 

唯一のメリットは軽いこと、、、1.25kg、、、

まあ、これで20年間持っていたんだから同じものを作っても問題ないんだろうけど、、、

 

もしかするとカラーチェックをして問題がなければそのまま使ってもいいのかもしれないけど、、、

 

デッキ側のボルトの位置が最悪だし、さらに内側に増積層をしたので絶対に同じ位置に穴を開けてもナットがかけられないし、、、

 

ステム側も補強プレート分厚みが変わっているので一番上のボルトの位置が不安だし、、、

 

オーシャンセーリングに憧れる身としては更に丈夫で、また先20年間安心してセーリングするためにも奮発して新しいチェーンプレートを作ってもらいました。!!

 

清水の舞台から飛び降りるってまさしくこのことかな。。。DASH!

 

 

で、この日届いた、たぶん超オーバークウォリティーな新しいチェーンプレートが

 

こちらビックリマーク

 

どーん!!

 

鏡みたいにピカピカ音譜サービスで取り付けて戴いた?ボルトナットよりスッキリした取り付け方法のタック金物の取り付けスリーブ、、、残念ながらシャックルが通らないのでやはりボルトナットにしとこ。。。

ステンレスのスリーブにネジを切って、両サイドからボルトで固定されていました。

なるほどね〰ひらめき電球

 

重さは、、、オリジナルの3.7倍強の4.67kg、、、

おっ、、、おも、、、いや〰ビックリマークめっちゃ丈夫そうやん!!

 

見るからに違いますビックリマーク

 

でかっあせる

 

パートナーが来てからハーバーへ、、、

 

当然、嬉しくてステムにチェーンプレートを置いてみます音譜

 

このチェーンプレート何が変わったかというと、、、

 

1、ステムのメインプレートが8mm厚から12mm厚に、、、

 

これはターンバックルのトグル・フォークの板厚が4mmなので安全率を単純に厚み1.5倍としました。

 

2、トグルのクレビスピンの上からチェーンプレートの上までを15.5mmから21mmへ、、、

 

これはトグルのクレビスピンからトグルのアイターミナルの下部のクリアランスマイナス1mmのサイズ。この間は可能な限り長ければ長いほど丈夫でしょう。

 

3、ステム部分のボルトの位置をズラし、、、オリジナルのチェーンプレートの2番目のボルトの位置を新しいチェーンプレートの1番目のボルトの位置へ、、、

 

これでデッキ裏に付け補強プレートの厚み分は余裕でクリアするでしょう。

 

4、ボルトの径を5/16から10mmへ、、、

 

折角、チェーンプレート本体をの厚みをあげ、ステムを分厚い単板にしたんだからついでに丈夫なボルトに交換します。

 

5、ボルトのピッチを35mmから40mmへ、、、

 

ボルトの径を大きくするんだからピッチも替えとこ、、、高力ボルトのピッチはボルト径の2.5倍から3倍となっているみたいなので4倍にしておけば問題ないでしょ。。。

 

6、デッキプレートも6mmから8mmへ、、、

 

本当は9mmにしたかったけど、どうやら材料の流通的には9mmではなく8mmが一般的らしいです。まあ、大きく分厚くなっていれば問題ないでしょう。。。

 

7、デッキ部分のボルト位置の変更、、、

 

オリジナルの位置で開けても裏からワッシャーがかからないので、ボルトのピッチを40mmとして前後に4列、一番後ろは左右に2本、、、これは将来の改造を踏まえて、、、いつになるか知らないけど、今よりも、、、おも、、、丈夫で使いやすいように改造するため、、、お楽しみに〰。。。

 

8、ステムプレートの形を頭でっかち尻つぼみから幅55mmのストレートに、、、

 

これも将来の改造のため、、、お楽しみに〰。。。

 

『重たくなった!』とか『ピッチングモーメントが!』なんて僕にとってはどうでもいい話ビックリマーク

 

オーシャンセーリングのためのクルージングボートは丈夫であることが一番大切ビックリマーク

 

ハードスポットにならない限りステムの単板化や、丈夫なチェーンプレートに交換することは多少のピッチングモーメントの増加より僕に取っては大切!!

 

でも安全のためには我が艇にフルチェーン付きのアンカーとウインドラスとバウスラスターは流石に付けれないな〰、、、流石にそこまでするとノーズダイブブローチングのリスクが上がりすぎるもんな〰、、、DASH!

 

アンカーウェルにはフォートレスアンカーと5m程度のチェーンとロープくらいは入れておきたいけどな〰、、、いつ出来上がるんだろ???

 

 

さあ、湿度が上がる前に積層だ!

 

面倒くさいから文書はもう割愛、、、汗

 

そして完成、、、

 

しかしヤバかった〰あせる

 

ステムからハルサイドにかけて2層の積層を一気に行おうとした220gのダブルバイアスのEグラス、、、

 

刷毛でペタペタしていたら含浸させるのに時間がかかり過ぎてファーストハードナーでは脱泡がギリギリだった〰あせる

 

少々合わせ部分が不安なものの先端の処理が大分上手くなってきたぞ。合格

 

 

2016年6月19日、日曜日。

 

先日貼り付けたナビセルとナビセルをカバーしたWoven cloth、よくよく考えると、オリジナルはナビセルではなく固い木材、、、確かに桟橋に突っ込んで割れてしまったけど、たぶんそれは勢いがあったから、、、

 

でも、ナビセルと200g/㎡のWoven clothでは勢いなく上手く艇を止めれても、もやいを取るのに手間取り風に流された程度の桟橋との接触でも割れるかもしれないと少し心配になった、、、汗

 

ということで、まだステム側にダブルバイアスのEグラスは4層できそうだし、ステム全体的にもそれなりの厚みでパテを入れないといけなさそうなので、、、

 

 

繊維方向を45度変えてステム全体を将来的なチェーンプレートのサイドプレートが当たる部分をまとめて積層しておきます。

 

1層目、110g、、、

 

2層目、180g、、、

 

まだ高さが足りないガンネル部分は120g、、、と、、、

 

120g、、、という風に両方量ったのに、、、

 

何とか雨の合間に切断終了〰。。。

 

雨のおかげでのんびりできた〰。。。

 

 

2016年6月20日、月曜日。

 

この日は僕の誕生日です。。。38歳になりました。。。汗

 

誕生日とは言っても朝からサンディングです。

 

ピールプライを剥がしてみると綺麗な積層面音譜

 

が、先日の雨でスピンポール先端からバウハウスを吊っているシートから垂れてきたであろう雨によるシミが、、、

まあ、軽くサンディングして良く乾かしてからアセトンで拭きあげよ。

仕上げのパテを入れるのもうちょっと先だから問題ないだろう。。。DASH!

 

積層面がとても綺麗だったのでサンディングはほんの10分ほどで終了。。。音譜

 

ということで折角の涼しい午前中、、、

 

先日入れたボルト穴の処理のためのパイプのデッキ裏で飛び出している分をサンディングして面を合わせます。。。

 

 

ギュイーン。。。

 

痛っ!

 

集塵機に頼り過ぎてゴーグルをするのを忘れていました。。。汗

 

痛い程度で済んでよかったけど、こんな出っ張りをディスクで削るときは、出っ張りに研磨剤が引っかかってディスクから引き剥がされ吹っ飛ぶことを忘れてはいけませんパンチ!

 

上を向きながら集塵機を顔の前で抱え、片手でグラインダーを持って削っていたのですが、粉塵は目の前で集塵機へドンドン吸われていっていたのですが、ディスクから引き剥がされ吹っ飛んできた研磨剤の一粒が目に、、、あせる

 

その瞬間は『痛っ!』で済んだものの、、、それから家に帰るまでは目の中で何かがゴロゴロしているような感じ、、、擦ったら余計に痛い、、、

 

家に帰ってからやっと研磨剤を目から洗い流せたものの、数日間は目がおかしかった〰、、、ショック!

 

ボルト穴の処理のためにパイプを入れるために開けた穴は11本中3か所は一番表のストランドが軽く剥離してしまっていた、、、汗

デッキのフェアリングができたら、裏から厚みがすべて整うように増積層をして、全体をプラス2層してバックプレート当てよ。。。

 

もしかすると、ここまですればクリートで艇を吊り揚げれるんじゃないか!?

 

サンディングの片付けが終わったら、追加積層のための型を取ります。。。

 

構造的には既に積層は終わっていて、さらにプラス4層の積層もされているけど、まだチェーンプレート部分の厚みが足りないので、構造部分に対してハードスポットにならないように、またボルトナットの圧縮に完全に耐えるようにさらに4層するための型です。。。

 

最終の積層は大きくステムからハルサイドにかけて片側からデッキを覆いガンネル部分でオーバーラップさせるようにしたものを左右からと、、、

デッキかハルサイドにかけてのチェーンプレートと同じサイズと一回り大きなサイズにしとこっかな???

 

この最後の2層は成形のために削ってしまっても大丈夫な分としておこ。。。

 

あと、ステムと両サイドのハルが交わる部分のRが大きすぎるのでここも積層してから削りだしてもう少し角を立てよ、、、

 

そのためにはチェーンプレートより少し長いサイズで6枚ずつ、、、家に帰って、、、

 

80gと、、、

 

80g、、、

の160gを切りだして、、、

 

またハーバーへ戻り、、、

 

温度マックス後、、、湿度上昇前に積層開始。。。

 

まずは、浮き上がっていて削ってしまったWoven clothnoを100cm各で切り出してきたWoven clothでタッチアップしてからステム全体のダブルバイアスのEグラス2層を一気にローラーでペタペタ、、、

 

続いて、ステムと両サイドのハルが交わる部分の160gのガラス繊維をペタペタ、、、

 

ピールプライをある程度貼り付けて、、、

 

ガンネル部分の増積層をペタペタ、、、はてなマークはてなマークはてなマーク

 

あれ?あと3枚貼りたいのにエポキシが足りないぞあせる

 

あっ!ガンネルの部分のガラス繊維の重さをステムと両サイドのハルの交わる部分に貼り付けるガラス繊維の重さと同じだと思って160gのエポキシを作ってしまっていたみたいだ。。。あせる

 

ステムと両サイドのハルの交わる部分のガラス繊維の合計重量は160gだけど、先日切り出したガンネル部分は合計で240gだった、、、ちーん。。。確認不足です。。。

 

ということで残り3枚を余らせてしまって積層終了、、、汗片付ける前に58%だった湿度は落ち着いて写真を撮った時には62%。。。

 

3枚のガラス繊維を余らしてしまってモチベーションはガタ落ち、、、せめて気が付いた時に左右対処にしたほうがよかったかな???

余ったのは右舷一枚、左舷2枚、、、汗

 

まあ、削るから1枚の誤差は微々たるものだとは思うけど、、、汗

 

サイドデッキなど他の部分の修理部分と比べると誤差もないレベルだと思うけど、、、汗

 

作業をした本人はずっと気になる部分ではある。。。DASH!

 

ステム部分だけでも綺麗にできたみたいなのは救いかな、、、

明日来て、一番下がまた浮いていなければいいけど、、、汗

 

 

積層が終わって片付けたらまたまた神戸大学へ。。。

 

未だに3Sと報連相が今一な彼ら、、、

 

行方不明になっていた折れたガンネルのチーク材を探し出し、マイクロバルーンエポキシパテで接着のお手伝い。。。

 

さらに未だ行方不明のままガンネルのビス頭を隠す木栓を作るための錐が行方不明だということで、手持ちの木栓錐(埋木錐)と皿取錐を貸してあげる。。。

 

僕が気付くまで木部の手入れは『サンディングしてニス塗り。』だと思っていた彼ら、、、歴代の先輩からの間違えたメンテナンスだから仕方がない。。。

 

ということで、

 

1、ガンネルは足をかける場所なのでニスを塗ると滑って危ない。

 

2、サンディングを繰り返すと削れて足をかける高さが低くなり危ない。

 

3、木栓(埋木)がなくなっている部分に水が入るとチークと言えども腐って強度がなくなり危ない。

 

4、途中で切断してしまうと荷重が分散されずデッキに局所的な力が加わったり、ガンネルが折れやすくなって危ない。

 

ということを教え、

取り外すには

『木栓をカッターナイフなどで切り抜き、ボルトが抜ける穴のサイズにしてからボルトを抜いて、デッキとガンネル材の間に端からカッターナイフを入れ、少し浮いたらマイナスドライバーなどを挟みこんでいって端から順番に浮かしていくんだよ。。。』

ということを教えたんだけど、、、

 

報連相や記録がきちんと出来ていないために強引にガンネルを外して折ってしまうみたい、、、

 

まあ、僕も人のこと言えないけどね。。。汗

 

で、折れたガンネルをマイクロバルーンエポキシパテで修正するんだけど、チークは油分が多い樹種なので接着しにくいので、接着する直前に良くアセトンで油分を取ってから接着するということを教え、、、

 

なんとびっくり新しく買ってきた取り付けビスはユニクロ、、、僕が気付いて、すぐにこれではダメだと折角取り付けたガンネルをみんなで外して、、、

ついでに、サンディングして木栓を叩きこむゆとりがなくなっていた部分を少し皿取錐で調整し、、、

 

頑張れ学生ビックリマークヨットはお金持ちだけのものではないぞ!!

 

ちなみに、チークで出来たガンネル(トウレール)は真水&スポンジで目に沿って洗い流すのがいいらしい。

 

よく、木部は海水で洗ったほうがいいと言われるけど、どうやら海水では塩分が残りずっと木部が湿潤状態になり腐りやすくなるのだとか、、、なので真水で塩分を洗い流して良く乾燥させているほうが長持ちするんだとか。。。

 

よく、木部は目と直角に擦ったほうがいいと言われるけど、繊維を引掛けて削ってしまうので、目に沿って軽くこするほうがいいんだとか。。。

 

ガンネルに何かを塗りたければ含浸系の保護材かな?ニスは滑ってダメだし、オイル系は汚れが付着しやすいらしいし、、、

 

我が艇はとりあえず何もなし、、、たまに真水でブラシで擦る程度、、、

 

色々な情報が錯綜する世の中、、、まあ、自分が『これだビックリマーク』と納得できるものを信じるしかないですね。。。汗

 

 

『バウの修理(その139 応急フェアリングの開始。。。)』へ続く。。。

台風1号、、、はぁ!?

$
0
0

今年は台風が発生するのが遅いと言われ、、、

 

9月以降頃に勢力の非常に強い台風が発生すると言われ、、、

 

 

まあ、発生が遅かったのでバウの修理は梅雨の晴れ間を使って、まーまー進み、、、

 

さあ、後はチェーンプレートを固定するボルトが水曜日の夕方に入るので夜、作業をして、木曜日の朝には出港だグー

 

、、、と思っていたんだけど、、、汗

 

ヤフー天気予報では大陸に抜けていきそうな感じだけど、米軍予報では大陸の手前で回ってくるみたい、、、はぁ!?むかっムキーッむかっ

 

3年前からウロウロと参加しに行っている例のイベント、、、今のところ台風との遭遇率は150%、、、汗

 

台風が過ぎるのを待っていてはイベントに参加できないかも、、、予定通り出港して広島辺りのマリーナでやり過ごそうかな???

 

パートナーも電車のチケットを買うのは保留中、、、

 

まあ、火曜日水曜日はどちらにしてもボルトがないので他の作業をのんびり進めつつ、台風の様子見だな。。。DASH!

とりあえず到着のご報告。

$
0
0

7月8日の夕方6時過ぎにホームポートを出港、いつもながら色々とあったものの無事、15日午前0時に富山の新湊マリーナに到着しました。音譜

 

まあ、道中何があったかは気が向けば記事にするかも知れません。。。シラー

 

トラブルも含め色々あるのがクルージングの楽しい部分ですよね!?

 

とりあえずご報告まで。。。

 

お休みなさいぐぅぐぅ


とりあえず帰着のご報告。

$
0
0

7月18日の昼2時前に富山の新湊マリーナを出港、いつもながら色々とあったものの無事、24日午前011時半に西宮のホームポートに帰着しました。音譜

 

まあ、道中何があったかは気が向けば記事にするかも知れません。。。シラー

 

トラブルも含め色々あるのがクルージングの楽しい部分ですよね!?

 

とりあえずご報告まで。。。

2015 パールレース

$
0
0

今更な記事だけど、、、汗



2015年7月23日、木曜日。


『2015 タモリカップクルージング前編(往路)』http://ameblo.jp/oceansailor/entry-12063048472.html から帰ってきた次の日、最寄り駅の始発に飛び乗って、T/D艇のボースンのNさんとクルーのYさんと一緒に志摩ヨットハーバーの最寄り駅?でおり、食料の買い出しをしてから志摩ヨットハーバーへ。。。


雨の中、タクシーから食料や荷物を艇へ運んで片付けて、、、潜って船底をチェックして、、、艇長会議はNさんに任せて雨が上がったころに僕はかき氷〰。


艇長会議の資料を見せてもらうと前年にW/S艇で参加した時に強風で風下側に傾いて夜間のフィニッシュで見えなかったマークブイのライトが今年は対策としてマークブイの上だけではなく、マークブイのぐるり一周にライトを取り付けてあるのに感動音譜

こういう風に前回の問題点を次の年には改善するというきちんとした姿勢がこのレースが長続きしている要因でしょうかはてなマーク


ロングレースの醍醐味といえば前夜祭パーティーや表彰式。

でも、T/D艇のメンバーは仕事で遅く来る人もいて全員では参加できない。。。

しかも、先に来ているメンバーもパーティーを途中抜け、、、僕のヨットライフのスタンスと合わない。。。汗


それでも何とかお腹一杯一通り食べてから艇で軽く打ち合わせ。。。


久しぶりに憧れの『波切大王』を発見。

なんでも、『ネットワークリゾートなんせい』に泊まるメンバーの送迎艇だとか。。。


羨ましいな〰。。。


僕も波切大王の送迎があるネットワークリゾートなんせいに泊まるならみんなと一緒に行きますよ!


T/D艇は近くの旅館に雑魚寝だそうなので協調性のない僕は一人広々豪華な艇で寝ることに。。。



チャートと気象情報をチェックして、T/D艇を自分色に染めていきます。。。にひひ


強風のフリーなのでプロパー一本でいいんじゃない???などと思いながら。。。



2015年7月24日、金曜日。


朝、目覚ましもかけずにグーグーと寝ていると、ドタバタドタバタと。。。


とりあえず起きてNさんが旅館で折に詰めてもらった朝ご飯を食すと、お世話になっている業者さんが『マスト登ってチェックしてきてくれ。』と、、、


『オリジナルのクルーは誰もマスト登らないの!?』

と聞くと、


お世話になっている業者さん、オリジナルのクルーに向かって、

『誰かマスト登れるようになっとかなあかんぞ!』だって。。。


登ってみると何故かフラクショナルのハリヤードのイグジットの取り付けボルトが10mmほど緩んで出てる!?


経験豊富なお世話になっている業者さん、流石です!!


でも、使われているボルトは『ポジドライブ』という日本では少し特殊なボルト。

日本に入って来て1か月ほどで何とかパールに出る程度まで仕上げている途中で、ボースンやクルーのIに〇3〇EのKちゃんが『今のうち(マストを立てていない)うちに必要な工具をすべてチェックして揃えときや。』とアドバイスをもらっていたにも関わらず艇にポジドライブのドライバーがない!


ボースンもIも一月間何やっとったんじゃい!?むかっ


とりあえずポジドライブのボルトは+ドライバーでもそれなりに締めれるのでシェイクダウンリスト3に入れておく。。。


そんなこんなで出港。


ポジションは僕は何もないはずだったのにいきなりお世話になっている業者さんが『〇〇はフローター!』と、、、すぐにみんなの前で訂正!『僕はアンダーデッキ担当です!!』と。。。

僕はセールもシートも触る気なし。シラー

とりあえずみんなに自由に食せる食料の場所を知らせておく。。。


航海好きの僕はギャレーでゴソゴソするのと海図を見るのは大好き音譜


と、いうことでセールを上げるのを見守りつつ、


スタートラインだけは何となく下ヒールに参加しつつ、写真を撮り、


他の艇を眺めます。。。


クルーの皆さんはコード0で騙し騙しギリギリで上らせるかどうするか模索中。


僕はキャビンとコクピットを行ったり来たりと布施田水道の南の狭い水路を抜けれるようにナビゲート。


狭い水路を安全なところまで導いたら僕はおやつのリンゴを剥いて出す。


後は一人コクピットでポケーっ、、、お世話になっている業者さんは頑張ってヘルム、、、4名トリマーとしてお世話になっている業者さんと一緒に頑張って艇を帆走させている。。。


ヘルムとトリマーを合わせてドライビングチーム。がんばれー!


バウマンが何故か4人もいるT/D艇。まあ、バウマンとマストは臨機応変に対応ということらしいけど。。。こちらとピットを合わせてアクションチーム。


後はオーナーがフリーでヘルムも担当、オーナーよりフリーな僕の合わせて12人でのパールレース参戦。


途中でバンクのシートの長さがおかしいということでスプライスをやり直すことに。。。

僕、『スプライスキットは?』

ボースン、『ない。』

僕、『針金は?』

ボースン『ない。』

僕、『じゃあ、ボールペンは!?』

ボースン、『ある。』

ということでボールペンを分解して簡易なスパイキにしてバングシートの長さを調整。。。

当然、シェイクダウンリストに。。。


お次は、タックシートの外皮が切れてタックシートが引けなくなったのでスプライスのやり直し。。。

代わりのシートはないので外皮を処理するだけに。。。

切れた外皮をテーパー状にして芯の中に入れて、引っかかっている部分は芯が直接当たるように。

外皮はなくても短いパールレースの間くらいは十分持つだろう。

念のためにホイッピングを、、、

僕、『針と糸はどこ?』

ボースン、『ない。』

僕、『買っておくように言っただろ!さっき切れた外皮に付いていた10cmほどの蝋糸は?』

ボースン、『それならポケットに。』

おっ!偉いね。捨てずに取っていたんだ。今のルールでは海にゴミを捨ててはいけなくなったので、海にポイっていう発想はみんななくなったから良かったのかな?

と〰っても久しぶりに針を使わないホイッピングで外皮と芯の境を処理。。。

当然、シェイクダウンリストに。。。


そんなこんなもありながら航海のお楽しみはご飯!12人分の晩御飯はマジックライスにレトルトの親子丼や中華丼などで簡単に。。。

もちろん聞く順番はオーナー→お世話になっている業者さん→年功序列ということに。。。


コード0の後はいつの間にやらジェネカーになっていたけど、残念ながらA3で落として帆走れない。。。


まあ、準備期間が少なくてA2などの落とせるジェネカーを準備できなかったから仕方ないよね。。。


折角のフリーの強風なのに蟹走り。。。ちーん。。。


まあ、僕にとってはどうでもいいこと。。。


重要なのはこっち!

夜食はピザ!フライパンとカセットガスのバーナーで簡単に!

特にずっと頑張っているドライビングチームには好評。ただすることがなくヒールを殺しているアクションチームには不評。。。どうもアクションチームには船酔いしている人が多かったみたい。。。


夜中に風がドンドン上がってきてマストヘッドのジェネカーではきついのでフラクショナルのジェネカーに替えることに。。。


セールメーカーのKさんがタックを飛ばして回収しましょうと言ったものの何故かアクションチームの目が点、、、お世話になっている業者さんが何故か普段やらないもので。。。


そういえばシャックルリリース用のスパイキがないぞ!これもシェイクダウンリストに。。。


レイジーシートで引き込まないといけないのにテンションが入っているシートを掴んでスタンバイしている唯一僕より若いクルーに『それじゃなくてこっち。そんなの掴んでいたら飛ばされるよ。』とだけ言って仕方なく僕はバウスプリットへ。。。


スパイキがないけど僕の指の力で何とかなるかな???

リリースの合図で力いっぱいトリガーを引いてもびくりともしない。。。あせる


仕方なくトリガーにかけた右手の人差し指を左手で押え、バウスプリットの上で腕立て伏せ。。。


バンっ!とタックは飛んで行ってくれたけど流石に指痛い。。。しょぼん


まあ、もうフラクショナルのジェネカーを揚げるのは適当にしてちょうだいと言わんばかりにヘルムスマンの後ろでポケーっとしていたらお世話になっている業者さんがヘルムを持ちながら、『バウは〇〇一人か?』と聞いてきたので『そうだよ。』と答えると、『〇〇はイージーミスが多いからチェックしてきてくれ。』だって。。。汗


えっ?〇〇さんって超有名な外洋レーサーに乗っていたって言っていたのに。。。


渋々バウまで行くと、〇〇さんが揺れる風下デッキで立ったまま風下に向かって吐いてる!!

首根っこを掴んでしゃがませて『後ろに戻れ!!』と後ろに戻してからセットされたジェネカーを見ると、、、


バウスプリットの先端についているタックシートがフォアーステイの内側を通っている!?

こんな風でフォアートライアングルの内側でジェネカーなんて揚げたらエライことになっていたよ!!

〇〇さん頼みますよ~。。。

流石お世話になっている業者さん、それぞれの人の個性を良くご存じで。。。


まあ、セットはしてきたから後は適当にしてちょうだいと僕は2時間置きにチャートをチェック。レイマリンのGPSプロッターがあるから6時間に1度とジャイブやタックをした位置だけをチャートにプロットする。。。


何故かロールコールも押し付けられた僕。。。みんなは10分前に僕に知らせてくれるんだけど、そのままロールコールしてくれたらいいのに。。。DASH!


確かスタートから4回ジャイブして途中でリーフして利島へアプローチ。

真南で利島通過のロールコールをして利島回航のためにジブを揚げてジェネカーを降ろそうとしたらジェネカーが降りてこないらしい。。。ちーん。

 

艇は10ノット前後で爆走中。。。

 

どう頑張っても降りないらしいので仕方なく原因を探りに行くと、どうやらハリヤードの外皮がイグジットの中で切れてマストの中で外皮が脱皮してしまって途中までは降りてくるけど3人ほどで引っ張っても降りてこない。。。

 

とりあえずお世話になっている業者さんにマストに登らないと解消はできないだろうということを伝えに行こうとすると、セールメーカーのKさんが、

 

『誰かハーネス付けている人今のうちに登らないと回航できないよ。』

と発言、、、

 

僕は心の中で、

『流石に素人集団にバウマンハーネスを付けてマストを登れるようにスタンバイしている人はいないでしょ。』

と思いながら、現状をお世話になっている業者さんに説明。。。

 

僕がお世話になっている業者さんに説明しているうちに、また、セールメーカーのKさんが、

『誰か登らないとダメだよ。』と。。。


僕がお世話になっている業者さんに説明が終わった頃にまた、セールメーカーのKさんが、

『誰か登って解消しないと回航できないよ。』と。。。


流石に3回も助っ人のセールメーカーのKさんに言われたら4人もいるバウマンが段取りしているかな?と思ったけど見回すと4人とも下を向いてノーアクション。。。汗誰もハーネスを取りに行こうともしていない。。。汗


それを見た瞬間にこれはダメだと、お世話になっている業者さんに僕が登るという前に、全員に『俺が登る!』と宣言してハーネスを取りにキャビンへ入ってすぐにスタンバイ。


強風だけど信頼できるヘルムスマンに信頼できるトリマーが付いて、フリーでセールメーカーのKさんがスタンバイ出来て、さらにしっかりとヒールもしているから簡単に歩いてマストに登れるかと思ったけど、夜露で濡れたマストは滑る滑る、、、汗


でも、マストには登ろうともしないアクションチームだったけど僕を3人がかりで揚げてくれたので僕はバランスを保つだけの楽ちん状態。音譜


3mほど降りてきているハリヤードの場所まで登って行ったけど手が届かない。。。ガーン


バタバタして風下に流れているジェネカーはほぼサイドステー、最新の44フィートのIRCのンオーバーラップジブのサイドステーはハルサイドから取られているので当然マストにしがみついていたのでは手が届かない。。。汗


登ってきたはいいけど困ったぞ。。。仕方がないから空中ブランコ状態でサイドステーまで飛ぶかはてなマーク


と、飛んでみた、、、が、サイドステーをしっかりと掴めないあせる

何とか指先が引っかかった程度、、、汗

こんな状態では自分をホールドするのが精いっぱいでシャックルなんて外せない。。。汗

つ、爪が割れる~あせる


何とか手足をサイドステーに引っかけることはできるから、もう一度飛んでマストに戻ることはできると思うけど、、、まあ、最悪とりあえず掴んでいる途中まで降りたハリヤードを伝って、Iポイントまで揚げてもらえれば僕は生還できるけど、それじゃあ登った意味ないし。。。


艇は44フィートのIRCリグなのでワンポンしているメインと言えども凄い圧力あせる、踏んばる場所のない宙ぶらりんの状態ではサイドステーとメインセールの間に手を押し込めれない。。。汗


サイドステーをしっかりと握れないと力が入らないのでシャックルを外せない。。。汗


よし、こうなったら一か八か放物線を考えてマストの前のほうへ飛んでもう一度この場所へ戻ってみよ、そしたら僕の体重なら体当たりすれば手くらいサイドステーとセールの間に入るんじゃないか!?


ただ、しっかりと掴めている降りなかったハリヤードから手を放すことになるんだよね。。。もし失敗したらヒール具合からしてメインセールやブームより外に流されるような気がする。。。汗


しまったな〰、僕を下から引っ張れるようにトリップラインを用意して登ってきたらよかった。。。汗


まあ、お世話になっている業者さんなら失敗したら飛ばしてしまったハリヤードを回収するようにすぐに僕をメインの陰に入れてマスト側にヘルムのテクニックで戻してくれると思って飛んでみた。。。


で、オーナーゴメンナサイ!と思いながら右膝と右肘をパールレース前に1度しか上げていない新品メインセールに目がけてドン!すかさず左手をサイドステーをメインセールの間に入れてサイドステーを掴むことに成功。クラッカー


しかし、本当にこれはセールなの?と言うくらい固い。。。石膏ボードの壁にぶち当たったみたいな衝撃。。。


これで力が入ったのでシャックルを外すことにも成功し、マストに戻ろうと考えていると下から『引っかかりました!』と、、、、スプレッダーエンドのD2とアッパーの間にジェネカーのヘッドが引っかかったみたい。。。汗


じゃあ、僕がこのまま降りていって解消するしかないじゃん。。。


サイドステーを掴んだまま降りていくと熱い熱い熱い爆弾痛熱いドンッショック!


僕を下してくれているピットからは僕の状況が見えていない。。。


マストの下で見守ってくれているセールメーカーのKさんも僕の手がそんなことになっているなんて気付けない。。。


僕も、痛熱くさと緊張で声にならない。。。


メインセールとサイドステーに挟まれた左手が燃えた。メラメラ


引っかかりを解消して、デッキレベルまで降りてきて、セールメーカーのKさんにライフラインの中に引っ張りこまれて、とりあえず途中まで降りているハリヤードは一番上まで上げて一件落着。。。DASH!


これでまたシェイクダウンリストが増えました。。。


いつもより少し弱い利島の吹き降しを受けながら快走し、吹き降しが終わったら今度は朝ご飯音譜


『2015 パールレースへの回航のお手伝い。』http://ameblo.jp/oceansailor/entry-12063048287.html で黙って持ってきたホットサンドメーカー2つを使ってホットサンドを作る。確か中身はハムとチーズと目玉焼きとレタス。


順番に出してあげると、可愛そうに僕より若いクルーには順番的に最後にしか出せないのに、彼にホットサンドを渡して彼が半分も食べないうちにコード0をアップの合図。。。彼の食べかけのホットサンドをとりあえず預かって僕は応援。


アクションが終わって彼が戻ってきた時には既に冷めてしまったホットサンドを再び温めてあげる。


朝ごはんの片付けをしたら自由なアンダーデッキ担当の僕は寝る時間。


1~2時間のんびり寝ただろうか?起きると、、、えっ!お世話になっている業者さんもセールメーカーのKさんも寝てる!?


誰がどこを帆走らせているの?


場所は大島の北西辺り、、、


風と潮、残航とフィニッシュまでの方位を確認すると、ジャイブしなきゃ!!


まあ、今いるメンバーで十分ジャイブできそうだから即ジャイブ。。。


ジャイブのバタバタでお世話になっている業者さんと、セールメーカーのKさんを起こし、ラストスパートへ。


後1ジャイブか3ジャイブでフィニッシュすることになることをお世話になっている業者さんに報告。。。


しかし、と〰っても悩ましい時間、、、ナビゲーションやフィニッシュ前コールなどで忙しいのにお昼ご飯の時間DASH!


まあ、少し遅めの昼ご飯にするということでたまには我慢しよ。。。


ということでフィニッシュ。。。


フィニッシュ後にホットドックでも作ろうと思っていたけど、片付けたらすぐに横浜の中華街に行くことになったので、とりあえず僕はマストに登って降りてこなくなったハリヤードのシャックルを外してラニヤードを付けて反対から下すことに。


他の艇もスピンのバーストやハリヤードやシートの切断が色々あったみたい。


お隣に係留されたL艇のフォアーステイには吹き流しのようなスピンの残骸が。。。汗

まあ、他艇のトラブルを見ると、すべて解消できたT/D艇はノートラブルで帆走り切ったといっても大丈夫だろう。。。


まあ、自分の艇じゃないけど楽に楽しませてもらえました。


特にマストに登るのに自分の艇は自分で登らないといけないけど、T/D艇は2~3人で一気に重たい僕を引き上げてくれるから、マストの上から景色を楽しむ余裕があります。


のんびり景色を写真に収めてから、、、


降りてきたけど、、、


後から揚げてもらったラニヤードや工具のハリヤードを忘れて降りてきてしまったので、もう一度みんなに揚げてもらいますあせるご、ごめんなさいあせる


ってなT/D艇のシェイクダウンのパールレースでした。

2015 パールレース後のひと時。

$
0
0

『2015 パールレース』http://ameblo.jp/oceansailor/entry-12063048753.htmlからの続き。。。



2015年7月25日、土曜日。


レースは夜中の強風のおかげで早くフィニッシュ出来、艇の片付けが終わってからみんなで横浜の中華街へ。。。汗


12人のメンバーの内9人がそのまま帰るからということでそういう話になったんだろうけど、回航メンバーとしては最寄りのレストランのほうが良かったんだけど。。。汗


回航メンバーは僕のわがままで表彰式後にしか出港できません。


僕はパーティーや表彰式にでないのであればレースも乗らないし。


ということで回航メンバーは再び横浜から江の島へ。。。


途中の駅から綺麗に富士山が見えました。富士山


江の島に戻って来て、豪華なヨットの豪華なチークデッキでまったりと過ごします。。。



2015年7月26日、日曜日。


朝食はレース中に食べる予定だったホットドック。。。

12人分用意してあるホットドック、、、回航メンバー3人で後連続3回食べないと。。。あせる

まあ、買い出しに行く手間はなくなったけど。。。汗


朝食後、3人で艇の水洗い、、、ホースが届かない。。。汗

ということで艇の前後を入れ替えます。

おおっ!バウスラスターってスゲーっビックリマーク


44フィートの艇がほぼその場で半回転、水路の中で簡単に向きが変わった!

欲しー!!けど我が艇にはそれだけのバウの浮力がない。。。ちーん。。。


僕は念のために船底のチェックにドボン!

本当は単なるサボり&涼むため。。。にひひ

収穫はラダーの上に引っかかっていた細長い葉っぱだけ。。。


艇を洗い終えたら、観光地江の島の探索です。音譜


江の島といえば『しらす』!


ということでランチはここで。



これをみんな2杯ずつ。。。

食べ過ぎた〰あせる


オーナー!ご馳走様です音譜


表彰式までの時間を使って、江の島の灯台まで行ってみます。


歩いたり、エスカレーターに乗ったり、所々でハーバーが綺麗に見えました。


オリンピックも開催されたヨットハーバーともあってか、かなり活気のあるハーバー。


真ん中の黒いマストがT/D艇。


パールレースが江の島へフィニッシュになってから4回目の参加にして初めて灯台まで登ってきました。音譜
 

島の周りは結構な岩場です。。。


やっぱり航海してきたら、その場所を探索しないとね!


みんなもったいないな~、豪華なヨットに寝て観光して帰ればいいのに。。。

ここも僕とはスタンスが違うな〰。。。


表彰式には美味しそうな料理が並ぶ、、、

でも暑さでバテていたのかドリンクコーナーで配っていたキュウリの酢漬けが一番おいしかった~ニコニコ


残念ながらシェイクダウン参加のT/D艇の成績は。。。


スクリーンに映し出されているトラッキングは観ていて楽しい。目


ダブルハンドクラスで優勝したT艇の二人は回航屋さんに艇を任せてさっさと帰阪。。。


話を聞いていたので何故かいきなり代理のスピーチ。。。汗


優勝したなら残って自分でカップ受け取れよな〰ビックリマーク

何艇出艇したかバラすぞビックリマーク

でも、優勝は優勝だビックリマーク

おめでとー。クラッカー


僕も同じ出艇数でダブルハンドクラスで優勝したことあるからね。。。汗


T艇は

『来年も出るから”また”誰もダブルハンドクラスに参加しないでください!そうすれば僕たちがまた優勝できるので!』

という言葉を残していきました。。。


あ”っあせるまあ、いいか。。。シラー


いつか優勝を阻止してやるむかっ


・・・・・・・


IRC計測にエントリー費用、、、汗


・・・・・・・


T艇!頑張って優勝を続けておくれ〰。。。。しょぼん

2015 パールレースからの回航

$
0
0

『2015 パールレース後のひと時。』http://ameblo.jp/oceansailor/entry-12063601285.html からの続き。。。



2015年7月27日 、月曜日。


回航メンバーはまた、レース中に食すはずだったピザで朝ごはん。。。

だって、みんなが船酔いして食べない分なんて想定して準備できないでしょ!?

やっぱり準備は乗員分の昼・晩・夜・朝・昼・晩までは念のために用意しないとダメでしょ!?

でも、風がよすぎて昼過ぎについたから、船酔いして食べなかった人の分のピザと、2日目の昼と晩の分が12人分残っちゃった。。。汗

それを後から『買い過ぎや!』と文句を言うやつ、、、じゃあ、テメーで段取りして買い出ししろや、僕を他艇に引っ張り込むなや。むかっ



朝ご飯を食べたらのんびりと出港。。。


急いで出ても石廊崎を超えられないというくらいの風が吹いているみたいだし。。。


C艇を回航するプロのNさんも、GPVで黄色の場所は進んだらダメって言っているし。。。

まあ、可否で言えば可なんだけど、やはり辛いし何かが壊れるリスクもあるしね。

素人の僕は素直に従います。


素人とは言っても、回航はある程度のアルバイト代を戴きます。まあ、プロを雇うことから考えるとたぶんオーナーにしては微々たるものだろうけど。。。

まあ、拘束時間×最低賃金程度でも戴ければ僕もいいかな?と思っているけど実際にはいくらもらっているんだろ???


今でもマイル千円の相場ってあるのかな?でもマイル千円とか『マイルいくら』で計算すると遅い船のほうが損することになるよね。同じ距離を走って遅い船だと長く時間がかかるんだから。。。


僕は航海時間×3000円+手待ち時間(嵐で足止めとか、常識的な休息時間とか)×1000円+交通費+燃料費くらいなら仕事として考えてもいいかな〰。。。


実際の相場が分からないから僕が戴いているバイト代が高いのか安いのか実際にはわからないけどね。。。


オーナーには我が艇の福岡の係留費も交通費も戴いています。

そうじゃないと僕はパールレースに乗らなかったし乗れなかったし。。。

そんなに僕に払う価値があるのかどうかはてなマークはてなマークはてなマーク


でもレース中の費用はいただけません。僕はプロでもないし、やっぱりレースでお金をもらうにはルールをしっかりと把握して、勝てるコースを引いて、ヘルムが上手く、セールトリムがきちんとできないと。。。




初めは暑くそれほど風もきつくなかったのでオーニングを張ってのんびりモード。。。


下田までの半ばで風が上がってきたのでオーニングを撤去。。。


下田まで残り1時間で、、、


エンジンがストンっ!と止まり、警報音がピー!


ガス欠です。。。汗


燃料タンクは200Lで1/4強余っていて、下田まで8時間の航程、燃費は時間3.5L程度だと聞いていたんだけど。。。


まあ、とりあえずヨットだし、ストームジブを揚げてみますか、、、と3人でよいしょよいしょとストームジブを揚げるも、我が艇とは違い重たいのでストームジブ1枚では加速が効かない、、、


しばらくのたうち回った挙句、Yさんがたまらずトライスルを揚げようかとトライスルをオンデッキ。。。


僕はめんどくさいからやだな〰、なんて思っていたけど揚げてみると、なんと7ノットオーバーで帆走りだす!!


帆走りだすとヘルムを持ちたがりのE子にヘルムをバトンタッチ。

2時間ほどのセーリングを楽しんで下田へアプローチ。


犬走島を過ぎた辺りでトライスルを降し、セーリングのみで緊急入港。。。


が、港内に入ったとたんに風は微風で前から。。。ちーん。。。トライスル降ろすんじゃなかった。。。汗


これだけ左右に揺れればエンジンがかかるだろうと試したらほんの少しの時間×3回くらい前進できたものの港内で4タックして残り3mで行き足を失って岸壁に渡れない。。。汗


ラットの艇のラダーリングは苦手だし。。。汗


おっ!そういえばこの船にはいいものがあるぞひらめき電球


ピ、ピッピッ!


ウィーン、ウィーンとバウスラスターでバウを寄せ、E子がもやいを持って岸壁に移ったのを確認して、今度は岸壁にぶつからないようにウィーン、ウィーン。。。


E子が適当にビットにもやいを巻いてさえくれれば後はこっちで引き込もうと見守っていたら、なんと『折り返し巻き』&『巻結び』を一瞬にこなした完璧なロープワークを披露したE子!


ほとんどヨットのハウツー本には出ていないビットへの結び、通称『漁師結び』(だったかな?)。

なんでも商船大学出身だとか、、、どおりで!


YさんといいE子といい、なんて快適な回航なんだ音譜



に比べボースンめむかっ

折角オーナーに大きなエアーフェンダー買ってもらったのに置いてくるなんてパンチ!


おかげでずっと人間フェンダーをする羽目に。。。むっ


岸壁に付いているゴムの防舷材が大きすぎて普通のフェンダーだけでは対応できません。。。

今度置いて来たらケアせずに岸壁に擦りつけてやるむかっ置いてきた奴が責任持てビックリマークパンチ!ビックリマーク


すぐさま携帯に入っている下田の燃料屋さんに電話して240L(だったかな?)の燃料を持ってきてもらう。。。


燃料屋さんに無理を言って、20Lずつ入れてもらって、僕が人間フェンダーをしながら、中にいるYさんに正確にゲージに20Lずつの目盛を打ってもらう。。。


これで初めてメーターの誤差が20L近くあることが判明、、、ちーん。。。

実際に使える燃料は満タンで180Lみたい。。。


どうやら200Lと聞いていたのは完全に空の状態から給油口までみたい。。。


ゲージ0からゲージ満タンまでは180Lみたい、ということは最後の10Lは吸い上げない?給油口からタンクまでは10Lも入る?という感じだったのかな?


まあ、新艇や中古艇問わず、初めての艇ではあるあるのトラブル。。。


みなさん!艇を変えた時はまず、燃料をすべて抜いて、10Lか20Lずつの正確な目盛を打ちましょう!


ほとんどの艇は汎用品の燃料ゲージをそのまま、艇の船底形状に沿った歪な燃料タンクに取り付けているのでゲージが半分でも燃料の残量は半分以下だと思いますよ。


自分の艇はホース式でタンクを洗浄した時にガソリンスタンドでポリタンに10Lずつ軽油を入れて運んで目盛を打ったな〰。。。


こんなのビルダーの仕事だと思うけどな〰。。。



問題は、ここから先。。。

人間フェンダーではとりあえず着けた岸壁にずっと居る訳にはいきません。。。


ということで下田ボートサービスのサンバード桟橋へ移動して、係留費を支払って停めます。。。

もったいな〰、でもボースンのせいだから知らな〰い。。。シラー


そのまま出港したいところですがまだ石廊崎に行くと真正面の風がGPVで黄色。。。


ということでお風呂屋さんに行こうと散策に出かけるも、、、

残念ながらお休み。。。汗


と、いうことで艇に戻ってキャビンに入ったところのシャワーを交代で浴びます。。。


先日、江の島で『えのすぱ』(江の島アイランド温泉)に行こうかという話が出たものの高すぎて却下。

クラブハウスのシャワーに行こうかという話も出たけどめんどくさい、、、ということでE子がバウのトイレ&シャワー、Yさんがキャビンに入ったところのトイレ&シャワー、僕がコクピットのシャワーを試してみようということで3人でシャワーを浴びたら、E子が外れクジ、ビルジポンプのハウジングが割れていて、ポンピングするたびにキャビネットの中が水浸し。。。ちーん。。。シェイクダウンリストへの追加です。


あるものは使って試してみよう!というスタンスで、オーブンを使おうとしたけど、あまりにも綺麗で、後片付けのことを考えると、、、オーブンだけは使わないでおこうということに。。。


燃料を入れてシャワーを浴びてのんびりとしてからGPVを確認するとそろそろ出れそう。。。


プロの回航屋さんのNさんは『もう少しのんびりしたら?』と言ってくれたけど、まあ、不愉快なうねりが残っているだけだろうと判断し出港。


やはり叩かないものの不愉快なうねりが。。。ローリング防止のためにトライスルを再び揚げる、、、

しかし、風は前なのでトライスルのローリング防止効果はほとんどなし。。。ちーん。。。


駿河湾のちょうど真ん中くらいまで来たらうねりも収まりのんびりモード。。。


しかし、伊良子水道の沖に来たころにE子が体調不良を訴え、『出来たら近くの港で下してほしい。。。』ということなので勝浦に緊急入港。。。


レース前に風をこじらせたもののレースも回航も乗ったE子。どうやらレース中の夜露に当たり続けたせいでぶり返してしまったようです。

本人曰く、『今まで一度も途中で下船したことなんてなかったのに悔しい!』だそうです。


僕と同じ年のE子にはふわふわのスクランブルエッグの作り方を教えてもらいました。

ボースンめ!初めからE子を食当にすればよかったのにむかっ他の艇に乗って僕が食当していたらいつもと変わらないから面白くないじゃん!でもボースンの食当よりはマシそうだからやったけど。。。


最悪、YさんにE子を送って帰ってもらおうかと思ったけど一人で家までは大丈夫ということなので、マグロも食べず、忘帰洞にも行かず、もやいも取らず、E子を駅に一番近い岸壁で下して、


そのまま出港。入港前に適当に下してキャビンに放り込んだトライスルが邪魔なので二人でえんやこら。



交代で寝つつ、大阪湾に入ってからは僕はYさんにワッチを任せキャビンの整理。


神戸港の沖で神戸大学の深江丸を眺めつつ、、、


水曜日の昼前に新西宮ヨットハーバーに到着。


体調の回復したE子が三ツ矢サイダー×アイスボックスを持って出迎えてくれ、お世話になっている業者さんにお昼ご飯をご馳走になってから解散。


50項目以上に及ぶシェイクダウンリストが出来たから、このリストを元に整備をしてもらえたら、もう僕は用済みだろう〰音譜

自分のお船に集中しよ。


と、思っていたんだけど。。。DASH!

タモリカップクルージング2016 富山編(往路前編、西宮→姫島)

$
0
0

過去の記事を書いたり、最新の記事を書いたり、最新の出来事を飛ばしたり時系列がめちゃくちゃになっている僕のブログ。。。汗

 

先日、スマホの充電ができなくなって、保証で交換してもらったら、パートナーにアドバイスをもらっていたにも関わらず、それが新旧のスマホ両方で設定しないなんて思いもよらず、その場で旧スマホは初期設定をして返却してパートナーとのラインのトークがすべて消えてしまい、パートナーに送ったメッセージがメモ代わりだったこのブログの記事を書く気力が半減、、、でも、まあ、とりあえずデジカメで撮った日時を元に記憶を呼び覚ませ折角途中まで書いて保存していた記事を仕上げていこうかと。。。

 

まあ、気分屋なので書きあがるかどうかはてなマークはてなマークはてなマーク

 

 

↓ここからが伊根到着後に書き始めた記事です。。。

 

 

と、いうことで出港して、、、

 

って、どういうことだ!?

 

まあ、出港しても大丈夫、、、だろう程度までバウの応急修理が完了して、、、

 

前回アップのブログで台風に対する怒りを書いたら、台風が逃げていってくれたので、、、

 

 

2016年7月8日、金曜日。

 

小雨が降る中、スイミングパンツに化繊のTシャツで涼みながら濡らしておいたジャックステーを付けたり、ラフトを積んだり、バテンを積んだり、、、出港準備にバタバタとしながらも、なんとか18時過ぎにホームポートを出港。。。

 

いつもは明石海峡の転流時間に橋の下に居るように調整しているけど、今回は1時間半遅れ。。。あせる

 

まあ、追い潮になるから大丈夫。。。DASH!

 

久しぶりに近くで見た21時のレインボーカラーの明石海峡大橋。

しかも綺麗に写真も撮れた音譜

 

昼も夜も圧巻の明石海峡大橋、、、

 

たまにはこんな角度の写真も、、、

 

見ていて飽きない構造美音譜

 

あ”っ!

 

西宮港大橋も、神戸スカイブリッジも、明石海峡大橋もいつもの写真撮るの忘れてた!!しょぼん

8か月ぶりの出港だとこんなもんでしょ。。。汗

 

出港直後からパッとしないエンジン音、、、2800回転にセーブして対水速力は5ノットちょっと、、、

 

でも明石海峡では潮に乗って8ノットオーバー音譜

 

明石海峡を超えるとだんだんと寒くなってきたので、長ズボンを履いて、ムストーのHPXの上下を着る。。。

 

後は『雨雲の動き』や『雨雲ズームレーダー』でどこが雨がマシか確認。。。

どうも雨雲ズームレーダーは重たいのか僕のスマホではスムーズに動かない、、、雲がなくなって完全に晴れた状態になるビックリマークそれが本当ならいいんだが。。。汗

 

小豆島の南へ行って備讃瀬戸航路のブイを拾いながら進むとナビゲーションはとっても楽なんだけど、、、どうやら備讃瀬戸は大雨に見舞われるみたい、、、

 

ということで、時間的には明るくなってから直島辺りの狭い水道を通過できそうなので、雨よりちょっと面倒な直島諸島へ向かいます。。。まあ、こっちのほうが景色的にも楽しいけどね音譜

 

ただし、こっちに行ったら寝る時がない、、、明石海峡から小豆島の南へ針路を向けストレートラインからほんの数マイル離すとほとんど船がいないから何度もうたた寝ができて休憩できるんだけど、小豆島の北へ向かうには家島諸島もあるし、備讃瀬戸を走る船のような秩序はない。。。

 

まあ、こっちは灯台や浮標が少なすぎるので夜は止めておいたほうが無難かな?

 

 

2016年7月9日、土曜日。

 

明るくなってから豊島の北側を通過でき、雨の中宇野港を見ながら直島水道へ向かいます。。。

ここを通過するのが8時半以降だったら宇野港へ寄って一眠りしたんだけど、、、汗

流石に連日の疲れや寝不足が、、、播磨灘でうたた寝できなかったのが辛い。。。汗

 

眠いのをストレッチしたり、おやつを食べたり、音楽を爆音で聞いたりしながら誤魔化していると雨の中瀬戸大橋が見えた。。。

 

そんな雨の中、ふと思い出したのが、スライドハッチの戸袋を外して水漏れを修理するために買ったシルバーシート、、、寄港地で使うかなと思ってたけど、ドジャー変わりにビックリマーク

雨が直接かからなくなっただけど快適快適音譜

 

早くドジャー欲しいな〰、、、作らなきゃあせる

作っている最中にキールの修理を強引に頼まれたから、作業場を確保するために前部バラして、そのまま自艇の修理に入ってしまったんだったな〰。。。むかっ

 

 

出港から約14時間、瀬戸大橋の下津井瀬戸を通過、、、

 

あ”っ!

また、いつもの写真撮るの忘れた、、、というか雨の中カメラを出したくなかった。。。汗

防水カメラだけど、、、自分も濡れるの嫌だったし。。。シラー

 

雨で景色が真っ白の水島灘、塩飽諸島と笠岡諸島を通り抜け、、、先の航程を考える、、、

 

いつもなら何も考えずに伯方島の南の宮ノ窪瀬戸を通り船折瀬戸を通過するのだけど、どうもエンジンが、、、出来ればどこかでしっかりとエンジンをチェックしたいな。。。

 

出港時は白煙が少し多い程度だと思っていて、これは出港直前にオイル交換をした時に多めに入れたオイルのせいだと思っていたけど、雨が止んで静かになってから、どうも排気音が気になる。。。

 

普段なら排水音の『バシャっ!バシャっ!』って音の中で遠慮気味に『ポコポコポコ』って聞こえる程度で排水音より排気音のほうが遥かに少ないはずなのに、まるでマフラーの整備不良の自動車のように『パッパッパッパッパーン!』という乾いた音がする。。。汗

 

排水もいつもより少ない気がするし。。。

 

つまりミキシングが上手く行われていない、、、ミキシングエルボ!?まさかね、、、2009年に前のが問題ないうちに新品に交換済みだからこれはないだろう。。。

 

インペラ?羽根が折れたかな?巡航回転で一応排水はしているので軸とゴムの剥離はないと思うんだけど。。。予備のインペラが新旧4つほどあるし、パッキンも5~6枚積んでいたはず、、、まあ、2GMってインペラのアッセンブリーごと外さないとインペラの交換できなくてめんどくさいんだけど。。。汗

 

給水口に何か吸ったかな?早く予備のバイパス工事したいな〰、、、トイレの給水かシンクの海水取り入れ口から簡単に工事出来るのに、、、どこを通そ???

とりあえずはホースを外して吹いてみて、ダメなら潜ってチェックかな???

 

ということで狭く危険な船折の瀬戸は諦めて、例のあれがあるしまなみ海道のどこかを通ることにする。。。

 

あそこに何か例のものがあるな。。。

 

向島と因島の間の布刈瀬戸か、、、

ちょっと遠回り過ぎるかな???

 

やっぱりあっちだろう〰、、、と弓削島の南側を進んでいると何やら衝撃が、、、汗

 

ニュートラルに入れて、バックに入れたとたんにエンジン停止ビックリマークガーン

 

何故!?ショック!

 

もう一度ニュートラルにしてエンジンをかけると正常にかかった、、、DASH!

 

で、再びバックに入れると正常にバックできた、、、DASH!

 

これで大丈夫だろうと前進に入れ、しばらくすると今度はピーっという警報音、、、汗

 

見るとやはり冷却水の異常。。。汗

 

我が艇は間接冷却の2GMなのですぐにどうということはないけど、先を考えるとすぐに対応しておきたい。。。

 

ということでエンジンを止め、エンジンルームへアクセスすると、今までにはないくらい熱くなったエンジンとご対面。。。汗

 

まるで熱を出した我が子が一生懸命頑張ってくれていたみたいな申し訳なさ、、、もっと早く気付いてあげれていれば、、、水温計付けれるのかな???

 

とりあえず一番手っ取り早く出来るホースを外して吹く!!

 

ボコボコボコ〰、、、僕は継続的に息を吹くことはできなけど、瞬発的ならちょっと自信あり!

意外とこれできない人いるんだよね〰。。。

 

で、ホースを戻してエンジンをかけてみると、水は良く出て、アイドリングで1分もしないうちに警報音は止まった。。。

 

やっぱり何か引っかけて冷却水取り入れ口が詰まっていたのかな???

 

例のあれのある伯方の瀬戸へ入って行き、津波島を超えた辺りでまた何かを引っかけた。。。汗

 

バックに入れて引っかけた何かは取れたようだけど、再び排気音が。。。汗

 

これは本腰を入れてチェックしなければ、、、でもアンカー打つのめんどくさいな〰、、、アンカーウェルまだ出来てないし。。。汗

 

少し戻れば弓削海の駅があったよな〰、、、当日受け入れしてくれるかな???

 

騙し騙し松山の北条港もありかな、、、?

 

んっ?待てよ、確かこの辺り周辺の無料もしくは格安で係留できる場所のリスト作って持ってきたな、、、どこだどこだ、、、どれどれ、、、

 

たぶんこのリストはホームポートから近い順、、、『かみじま ゆげ いわぎ ton1円』ってメモってる、、、弓削ってさっき通り過ぎてきた島でしょ?『いわぎ』ってどこだ?検索検索、、、って目の前の島じゃん音譜

 

電話電話、、、『あのう、予約していないんですけどエンジンが不調で可能なら緊急入港したいんですが。。。』

 

短時間なら手続きなしでOK、宿泊するなら手続きしてくださいとのこと、やったー!

簡単に直りますように!

 

で電話をした15分後の15時前には『かみじまちょう いわぎ海の駅』に到着〰!

まずはインペラをチェック、、、アッセンブリーを外し、蓋を開け、、、問題なさそう、、、そもそも問題のある水の出方ではなかったよな。。。ホースを吹いて一時的にでもまともに水は出ていたんだから、もしインペラの欠けがあったらずっと水量は少なめのはずだし、もし軸がおかしければ低速で水はある程度出て高速で水は止まるはずだし、、、分解してから気が付く愚か者、、、汗エンジンは苦手だ〰あせる

 

ということはやはり口で吹いただけでは外れない何かがまだあるということかな???

 

ということで、ダブルアクションの空気入れでホース内にドンドン空気を送り込む、、、ボコボコボコボコボコ〰、、、流石、僕の口で吹くよりも遥かに強いや。。。

 

念のためにストレートのピックアップツールを持って潜って、冷却水取り入れ口に突っ込んで何度か掴んでみたけど、何も掴めない、、、経路にフジツボなどが付いている様子もない。。。

 

もう大丈夫かな?と思って軽く船底を一周するとかなり汚い、、、汗いつもより1ノット近く遅いはずだ。。。

 

もしかしてこの汚れで負荷がかかり過ぎてオーバーヒートしかけたのかな???

 

念のため&早くするための最低限の努力、スクレパーで小さなフジツボが付いている部分とキールとラダーをガリガリ、、、120番のメッシュサンドシートでハルのフジツボの根の部分を少し擦っておく。。。

 

到着から1時間半で再び出港、、、早く進まないとそれなりに広い瀬戸とは言っても4ノット以上の逆潮になってしまう、、、あせる今なら数ノットの追い潮のはずビックリマーク

 

出港したら例のあれに向かいます音譜

 

生口島と大三島を結ぶしまなみ海道の『多々羅大橋』。

 

多々羅大橋に当たりかけながら、、、

 

多々羅大橋に引っかかりながら、、、

大三島を回り込んで斎灘に出ました。。。

 

大三島と大崎上島の間の水道でゴソゴソとやり残した作業を、、、

 

ライフラインとトウレールの間のセールの落ち止めのためのラインを張り巡らせ、、、

 

ヘッドセールのタックを取り付けるためのボルトとシャックルを新しいチェーンプレートに取り付け、、、

 

綺麗な来島海峡を眺めながら斎灘を南下します。。。

 

釣島水道に差し掛かる前に暗くなったけどやっと星空が見えました。

とは言っても船舶の多い区域なので残念ながらのんびり天体観測というわけにはいきません。。。

 

2016年7月10日、日曜日。

 

釣島水道を過ぎ天気が良かったのもダッシュ島こと由利島まで、、、

 

そこからは再び雨、、、それも大雨、、、汗

平郡島へ差し掛かった頃には久しぶりのウォータースクリーン。。。汗

 

今回はFTC機能をそれなりに使えたのでかなり気楽でした。。。まあ、マメに調整し続ける手間は、、、

 

あと、FTC機能と『風雪除去』の明確な違いがよく分からないけど、、、汗

 

我がレイマリンのレーダーの『ゲイン』には『感度』『FTC』『風雪除去』『海面反射除去』の4つの機能があるんだけど、『FTC』は『雨雪反射抑制回路』のはずなんだけど、『風雪除去』って?ほぼ同じのような気もするけど、そもそも風ってレーダーには映らないよね???

 

一度、どこかで英語バージョンにして英語で確認したほうがよさそうだ。。。DASH!

 

やっと霧が晴れてきたのは平郡水道の出口の祝島に差し掛かった頃、、、あれ?霧の晴れ方ってこんなだっけ???

 

島の上のほうが綺麗に見えて、水面上に霧が、、、???

あれ?確か塩飽諸島では頭かくして尻隠さず状態で島の上のほうが見えていなかったような。。。???

 

霧と霧雨の違いかなはてなマーク

 

大阪湾の奥にいるとほとんど霧とは無縁ですからね〰。。。汗

 

平郡水道を抜けたところで突然のスピードダウン、、、汗

 

とりあえずバックに入れて引っかかったものを取り、再び前進に入れるとまた『パッパッパッパッパーン!』と乾いた音がして暴走族状態。。。汗

 

これはもうあそこっきゃないビックリマーク

 

でも、一人で漂流した状態で集中してできるようなことでもない。。。あせる

 

ということで、関門海峡の潮の時間を確認して、姫島へ寄ることに、、、DASH!

もう2時間ほど早く夜が明けたら室津へ一度入ってみたかったんだけど。。。

 

まあ、ロスのない姫島がベストでしょ。。。DASH!

 

にしても、夜は開けたのになーんにも見えない白い世界、、、まあ、ウォータースクリーンよりマシですが、、、視界は約0.5マイル、、、あちこちで霧中信号が鳴っているけど、誰がどこで鳴らしているのかはてなマークはてなマークはてなマーク

 

平郡水道を抜けてからずっと視界は0.5マイル程度、、、波はないので我が艇のレーダーでも漁船まで確実にとらえてくれます。

 

ただ、たぶん漁船だった、、、ですけどね。。。

 

レーダーで1マイル以内に入ってきた船舶は3艇、、、でも視界には1艇も入らなかった〰。。。汗

 

こういう時に『エコー』機能が便利、その船舶がどちらから向かってきたかがある程度分かるから。。。

 

やっぱりAISより先にレーダーが必要だと思った連続でした。。。

 

今回はレーダーの勉強か!?

 

もう既に姫島は0.5マイル以内にあるのに、、、

み、見えない。。。汗

 

やっと姫島が見えたのは港の手前0.3マイル。。。

 

九州本土と姫島の間を航行している船舶だと思うけど霧中信号の汽笛があちこちで、、、

でも、あちこちから霧中信号が聞こえるけど、どこからか特定できないし、0.3マイルの視界ではレーダーがなければ超危険だよね。。。汗

霧中信号って実際に意味あるのかなはてなマークはてなマークはてなマーク

『起きてしっかりレーダーワッチしろよビックリマーク』って合図かなはてなマーク

 

午前8時半頃に姫島に入港して漁師さんに係留場所の指示を仰いで、機関のメンテナンスと関門海峡の潮待ちのために数時間泊めさせてほしいことを伝えてから、、、

 

冷却水が上がってこない原因を探るレンチ

 

インペラもチェックしたし、ホースから空気も送ったし、セールドライブの底からピックアップツールで詰まっているかもしれないものを取ろうとしたけど何もないようだったし、、、

 

では、もうこれっきゃない!!

 

セールドライブの底の冷却水取り入れ口から吸い込んだビニールがバルブの中に詰まっているはず!!

しかも、これはホースを外しても見えないし、セールドライブの底からピックアップツールでチェックっしても手応えがない場所、つまりセールドライブの中でバルブ側にビニールが吸い寄せられているはず。。。

 

なので、バルブを外せばビニールは見えるはずグー

 

覚悟を決めて木栓を用意してホースを外し、スパナでバルブを緩めていって、手で回る程度になったら左手でバルブを回し、右手に木栓を準備してバルブが外れた瞬間に木栓を突っ込むグー

ん?木栓を入れる直前に中に何かあるのが見えたぞ!?

 

木栓を入れたがために、その『何か』をセールドライブの内部に押し戻してしまったのではないだろうか???

 

よし、今度は左手に木栓を持ち、右手にラジオペンチを持って、、、

 

覚悟を決めて木栓を抜き、ラジオペンチを突っ込んで、、、

 

やった〰ビックリマーク掴めた〰クラッカー

 

掴んで引っ張りだしたらすぐにまた木栓を突っ込んで、掴んだものを確認すると、、、

 

『富士山のおいしい水』のラベル〰。。。汗

出港前から詰まっていたのかな???

 

去年の11月は何ともなかったし、、、こういうビニールって水面下に漂っていて見えないし、、、ホームポートで充電のたびにエンジンを回している間に吸い込んだんだろうか???

 

充電より回転数が早かったために、バルブの中に吸い込みやすくなった上に、回転数に見合った必要な冷却水が得られていなかったようだ。。。汗

 

まあ、これで一件落着、、、

 

だと思ったけど、、、バルブが固くて回らないということが判明、、、汗

 

本来なら毎回開け閉めしないといけないのにずっと開けっ放しだったから内部に貝が。。。あせる

皆さんも気を付けてくださいね!帰ったらバルブを新替えして、毎回開け閉めするようにしよ。。。あせるホースが破れて半沈した艇の話も聞いたことあるし。。。汗

 

 

とりあえず、バルブのネジの部分を綺麗にしてシールテープを巻いて、、、

 

元通りに、、、

あっ!セールドライブのシールセンサーを引っかけたら電線が切れたあせる

20年間交換していないからか電線が腐蝕していて切れやすくなっていたみたい。。。

これも新替えだな。。。DASH!

 

とりあえず一件落着。。。流石に出港から約37時間の航海と途中1時間半のエンジンメンテナンスと船底掃除をキャビンでまともに寝ることなくするとしんどい。。。汗一番長く目をつぶったのも15分程度だったし、、、DASH!ということで関門海峡の追い潮になる前の転流までここで少ししっかりと寝ておきます。。。ぐぅぐぅ

 

 

 

タモリカップクルージング2016 富山編(往路前編、姫島→伊根)へ続くと思う。。。

タモリカップクルージング2016 富山編(往路中編、姫島→伊根)

$
0
0

『タモリカップクルージング2016 富山編(往路前編、西宮→姫島)』http://ameblo.jp/oceansailor/entry-12179846560.htmlからの続き。。。

 

 

2016年7月10日、日曜日。

 

冷却水の不調の原因が判明し解決したので関門海峡の転流の22:29分までの時間調整のためにお昼寝ぐぅぐぅ

 

やっぱり目を閉じるだけじゃなくて横になって連続して寝続けれるって幸せ〰音譜

 

キッチンタイマーの音も、目覚ましの音も、レーダーのワッチアラームの音もなく連続で3時間ほどしっかりと寝て、13時に起きて、漁師さんたちに『霧が深いから気を付けて。』と言われながら13時半には出港。

 

出港して1時間も走らない間に霧はある程度晴れてくれレーダーに頼らなくても見渡せるように。

 

そんな中で一番最初に目に入ったのはこちら↓

絶対狙っているよねビックリマーク

 

流線型でコンテナに当たる風圧抵抗を減らそうとしているんだろうけど、絶対あれを狙っているよねビックリマーク

 

ニャー三毛猫

 

猫しっぽ猫からだ猫あたま

 

ニャー三毛猫より、ピラミッドの横のあの子かな?しし座

 

どうやら『Imoto Line』の最新艇のようです。

 

霧が晴れ風も波もない海面を本船航路より南へ出し、平穏無事に山口県宇部港沖の西部石油シーバースの南側を通過して巡航速度なら2時間で関門海峡にたどり着くところまで来たけど、8時間計算だったところがどうも6時間で行けるみたい。。。汗

 

ということで折角本船航路を外したので速度を4ノット程度にまで落としてうたた寝〰DASH!

ただ、アンカリングの本船が邪魔でレーダーワッチが使えないので10分置きにキッチンタイマーで。。。DASH!

 

本船航路を横断したらさらにトロトロ進みながら今度はレーダーも使ってウトウト。。。

 

信号所の表示が向かいからの1ノットの潮流になったところで関門マーチスを呼び出し、『対水速度6ノットのヨットで関門海峡の山口県側緑のブイを拾いながら航行します。』と連絡してから関門海峡の35番から航路に入ろうとアクセルをあげスピードがついたとたんに何かを引っかけてスピードダウン。。。汗

 

バックをして引っかかりを解消して、さあ、航路に入ろうとしたら関門マーチスから呼び出し、、、

『どこに居ますか~?』と。。。

どうやら35番と33番ブイの間辺りに入るはずの我が艇がレーダーに現れないので心配されたようだ。向うからは 35番ブイの間近に居る我が艇とブイの見分けができなかったのかもしれない、、、事情を説明して再び航路へ。。。

 

さあ、いよいよ例のあれです。

 

関門橋に当たりかけながら、、、

 

関門橋に引っかかりながら、、、

って、本当に引っかかっているのではないですからね!今更ですがそう見えるってことで。。。

ブログを読んでマジ顔で『大丈夫でしたか?』って聞かないで!むっ

 

関門橋を超えしばらく進むと関門マーチスからのお呼び出し。

『大型船が2隻追い抜きます。』

と。。。

 

僕はブイまで5mほど離して航行中、その航路中央側を大型船は5艇身ほど離して追い抜きます。。。ひ、引き波が〰あせる

 

VHFで関門マーチスとやり取りしている船の会話を聞いていると、我が艇が航路内を航行中だということを追い抜いて行く船に対しても注意喚起してくれているので安心。

 

何隻かはサーチライトで我が艇を確認していきます。たぶん関門マーチスと連絡を取っていた船はサーチライトはほんの少し点ける程度、ほとんどの船はサーチライトで照らすことすらないけど、どうやら海外へ回航中の船舶は関門マーチスとのやり取りすらしていなくて、やたらにサーチライトで色々なところを照らしてこちらの視界を奪います。。。汗

 

関門海峡は大分県側を走ることもできるらしいけど、門司駅の南西の結婚式場の当たりに1.9mの浅瀬があるらしく、ナビゲーションの誤差を考えると喫水2.43mの我が艇では不安なので夜間は航路内を走るようにしています。。。

 

17番ブイを過ぎた辺りでまた関門マーチスから追い越し艇情報をもらって、タンカーに追い越されてしばらく進むと、また何かを引っかけてスピードダウン。。。汗

 

まあ、何かといってもホンダワラだろうけど。。。汗

 

とりあえず関門マーチスに連絡して15番で一度航路外へ出て引っかけたものを撤去してから13番から航路へ戻ることを伝え、航路を出て少し苦戦しながらも何とかバック3回目で引っかけたものは外れてくれたみたい。。。

 

あとは問題なく関門航路の六連島の東を通り、蓋井島と本州との間を通り、北上し、角島をかわし、見島と本州の間を抜けてから本州から15マイルほど離して進みます。

 

にしても蓋井島を過ぎた辺りから船をほとんど見なくなりました。。。人の気配は陸のわずかな光だけ。。。

 

 

2016年7月11日、月曜日。

 

明るくなったものの雲は垂れさがり視界はたぶん2マイル程度。。。汗

西宮出港からここまで8割以上は雨や霧。。。DASH!

 

少し視界が開けたのは鳥取県に差し掛かっ頃、、、視界が開けると同時にやっとセールを揚げれる風に音譜

 

ということで午前10時前にセールアップビックリマーク

 

やっと8ヶ月振りのセーリングですクラッカー

 

やっぱりヨットはセールを揚げなきゃ音譜

機帆走だけど。。。汗

 

3時間しか続かなかったけど、、、ちーん。。。

 

14時過ぎにプロッターから突然の警報音、、、久しぶりにレーダーが船を補足したかと思って確認すると、観測点のメモリーがいっぱいになって航跡の記録ができないというようなことが表示されている。。。汗

ここまで西宮から約350マイル、岩城島や姫島に緊急入港したけど予定では西宮から伊根まで走るつもりだったので寄港地で航跡の保存をしていなかったから初めて分かったけど観測点が1000を超えると記録できないようだ。。。汗

 

ということは観測間隔を広げると西宮→伊根でも大丈夫かな?

 

 

そんなこんなの日本海、、、本当に船がいない不思議な超微風で正面の風の中を走っていて救いなのは対水スピードが5.88ノットに対して、、、

 

対地スピードが6.7ノットあること。

約1ノットの追い潮、、、

対馬海流に乗っているということ。クラッカー

 

帰りのことを考えると。。。汗

 

 

2016年7月12日、火曜日。

 

日が変わった頃に境港と隠岐の島の間に集魚灯を付けた漁船がちらほら、、、3マイルレンジの中にはいないようだけど、6マイルレンジにしたら3隻ほど見えた、、、大きな鉄の漁船なのか、波もないおかげか普段、我が艇のレーダーで漁船が6マイルレンジで見えるなんてことはほとんどないけど、この日はかなりくっきり、、、

 

集魚灯はどうやら10マイル以上離れていても見えるので、また3マイルレンジのレーダーワッチにして10分間隔ほどのうたた寝を繰り返して集魚灯が見えなくなるまで行こうと思い何度かうたた寝をしたらレーダーのワッチアラームが、、、

 

見ると局所的な雨雲がちらほら、、、汗

何とか雨雲を避けようとしたものの軽く降られた。。。DASH!

 

幸いなことに雨だけだったのでブームとセールの間に張っていたシルバーシートだけで凌ぐことができたけど、ドジャーが欲しいよ〰DASH!

 

夜の軽い雨のあとは、ず〰っと風のない曇りで昼間は陸の見えない日本海を進み、、、

 

結局、関門海峡を抜けてから陽の光で見えた陸は丹後半島の先端の経ケ岬。。。

18:03に↑の写真の地点、、、経ケ岬の真北、、、

 

伊根って夜でも入れるのかな???

 

とりあえずありったけの情報を準備、、、

 

海図はW1166とW118を準備して、

 

ヨット・モーターボート用参考図はH-162Wを準備して、

 

冊子の港湾案内はH-805Wを準備して、

 

GPSとレーダーとハンドベアリングコンパスと水深計も駆使してゆっくりと入港します。

波も風もなく月明かりもあり、レーダーを1/8マイルレンジにして、何か映れば艇を止めて懐中電灯で確認しながら最後1マイルを30分以上かけ、、、

 

22:00に無事、伊根に到着〰DASH!

ヨット・モーターボート用参考図の定置網情報が一番役立ち、W118の伊根の詳細図のおかげでレーダーと見比べることが出来、月明かりのおかげで少しドキドキしながらも問題なく入港することができました。

 

ここは昼でも夜でもヨット・モーターボート用参考図なしでは入港できませんね。。。

 

夜は海図W118とレーダーがないと入港できませんね。。。

 

ここは港湾案内が入港には役立たずでした。。。ちーん。。。

 

係留した場所からは舟屋の1階部分、所謂『舟のガレージ』で夕涼みをしている方たちの笑い声が聞こえてきました。

明るくなるのが楽しみです。音譜

 

途中、観測点のメモリーが1000を超えて記録不能になったので一瞬航跡を止めたのと、岩城島出港後10分ほど航跡を記録するのを忘れていたけど西宮から約555.4マイルで伊根に到着しました。

8日の18時出港、12日の22時入港、丁度100時間、途中、岩城島で1時間半、姫島で5時間の寄港があったので実際の航海時間は93.5時間でした。

 

 

『タモリカップクルージング2016 富山編(往路後編、伊根→富山)』へ続くと思う。。。

 

タモリカップクルージング2016 富山編(往路番外編、伊根観光)

$
0
0

 

『タモリカップクルージング2016 富山編(往路中編、姫島→伊根)』http://ameblo.jp/oceansailor/entry-12179864695.htmlからの続き。。。

 

2016年7月13日、水曜日。

 

朝7時半頃に目が覚めて外を見るとびっくりするくらい対岸が近い。。。汗

と、同時にびっくりするくらい舟屋も近く感激音譜

 

入港するときは対岸近くにはレーダーで何かが点々とある場所があったり凸凹していたので防波堤ギリギリを月の光を頼りに2艇身ほど先だけを見ながら入ってきたので分からなかったけど、対岸の舟屋の前に漁船などを泊めるためのアンカーなどのブイや桟橋があったみたい。。。1/8マイルレンジなら我が艇のレーダーでも大きなスチロバールは映るみたい。グッド!

 

キールヒットも覚悟して恐る恐る入ってきた港、、、見るからに浅い、、、汗

しかも、岸壁は低い、、、汗

 

入港直後は干満の差で座礁したらどうしよう、岸壁より上に水面がきたらどうしようなんて不安もよぎったものの潮汐表を見て一安心。

 

デプスはセンサーから2,7mを表示、我が艇の喫水はカタログ上2.43m。

以前センサーの表示2.2mでオンザサンドしたので水深は3m弱、、、つまりキールの下は50cmほどあるということ、、、

潮汐は潮汐表の舞鶴から換算して伊根は、

 

昨夜入港前20:18に約30cm、

日が変わった深夜2:10に約27cm、

朝9:09に34cm、

夕方16:26に26cm、

 

一日の海面の上下はマックス8cm!?

 

年間を通してみても

 

一番高く手も45cm、一番低く手もー12cm程度、、、我が艇いつでも一応は入れるようです、、、でも、まあ、誤差や海底の凹凸を考えると潮汐がマイナスの時はここには係留しないほうがいいかも知れませんね。。。

 

目の前には公衆トイレがあって便利。

 

朝食を済ませ、せっかくなので舟屋の中も見せてもらえるガイドツアーに参加しようと思ったもののかなり前から予約しないとダメみたい。。。しょぼん

 

諦めて遊覧船でも乗ってから自転車でうろうろしようと思いながらネットサーフィンしていると海上タクシーで個人的にガイドをしているところがあって、舟屋の中も見せてもらえるということで早速電話。

 

すると、『今、そちらのほうへ向かっていますので、どうぞ乗ってください。』とのこと。

 

ラッキークラッカー

 

電話を切った3分後には海上タクシーの上。船

乗ったのは『亀島丸』http://kameshimamaru.server-shared.com/

 

2名以上で申込みくださいと書いてあったけど、大人一人の料金が1000円だったので2000円払えば一人でも乗せてくれるかな?と思って電話したけど、既に3名のお客さんを乗せていたついでだったみたいで1000円で乗せてくれた。ニコニコ

 

海上タクシーとは言っても丁寧なガイド船。舟屋の歴史やテレビや映画で使われた建物なども丁寧に説明してくれました。残念ながらどの番組も映画も観たことなかったけど観たくなりました。

 

ちなみに舟屋って実は離れで1階は舟のガレージ、2階は客間などに利用されている建物で、道路を挟んで母屋があるんだそうです。

 

ヨット・モーターボート用参考図にも港湾案内にも載っている湾内の”いけす”。レーダにも映っていて大きく迂回したけど昼間みるととても小さい、、、しかも海上タクシーは陸といけすの間を通過。。。

 

写真右の島が”青島”、その左にある”いけす”には”マグロ”が入っていて、東京の築地に出荷しているんだってびっくり

なんでも沖合で捕獲して、この”いけす”に移して1ノット程度のスピードでここに引っ張って来て大きく育ててから出荷するんだそう。

 

あと、伊根は三大ブリ漁場だそうです。湾内の”いけす”は確か鰤と言っていたような。。。

 

なんともノスタルジックな舟屋群、、、

 

映画、『男はつらいよ。』や『釣りバカ日誌』、NHKの連続テレビ小説などの舞台にもなったそうです。

 

湾内の説明を一通り受けたあとは、カモメに餌付けをします。

餌はかっぱえびせん。手に持ったかっぱえびせんを上手く咥えて飛んでいきます。

 

途中、新しい舟屋を建設中、、、どうやら消防艇の艇庫らしいです。

 

 

そんな伊根の湾内をグルッと一回り、

 

40分ほどのクルージングを楽しんで同じ場所に降ろしてもらいました。

 

さて、今度は自転車を降ろしてポタリング。

 

まずは一気に半島の先まで行こうとしたけど、『この先の道路は漁業施設です。関係者以外のものが進入した場合、警察に通報します。』と書かれた簡単なバリケードがあって行き止まり。。。

 

とりあえずUターンして今度はのんびり景色を楽しみながら来た道を戻ります。。。

 

陸からみる舟屋は船からみるのとは違う風情があります。

ただ、観光客的には残念ながらほとんどの舟屋は個人の所有で自由に内部を見学できるものではありません。。。

 

舟屋の中を見たければガイドツアーに参加したり、舟屋を改装して宿にしたりしているところに泊まったり、、、

 

今回、僕が乗った『亀島丸』http://kameshimamaru.server-shared.com/さんの舟屋を見させてもらったりできます。

 

この水面の近さがほんと羨ましい。。。

舟屋とは言わないまでも干満の差のないところで豪華ではなくていいから桟橋付きのお家が欲しいな〰。。。

 

来た道を戻るのも面白くないので、分岐点を丘の上のほうへ向かいます、、、

 

すると着いたのは『舟屋の里公園』。

 

アイスを買って展望台のほうへ行くと、、、

 

伊根の湾内が見渡せます。この6個の”いけす”もレーダーで映っていたな、、、6個とは分からず”何か”程度だったけど。。。

 

↑の”いけす”を避けて奥まで入ると漁協?があり、この中央の赤い屋根の前に艇を泊める方もいるようです。

 

展望台からは我が艇も見えました。こうしてみると夜中に本当に狭いところに入ったもんだ。。。汗

 

『舟屋の里公園』を後に、来た道とは反対のトンネルをくぐって坂道を快適にくだって、伊根の南東の端へ向かいます。。。

 

やっぱり、道路を自転車で走っていてもただのノスタルジックな漁村にしか見えない、、、

 

途中でちょこっと見えた舟屋を覗き込むと、ここは『母屋の離れ』というよりは本当に”艇庫”みたい。。。しかも、中にあったのは木造の和船、、、めっちゃ渋い音譜

櫓を使って漕ぎ出したいビックリマーク

 

夕涼みがてらこんな和船に乗って伊根湾を回るガイドツアーとか流行りそう、、、てか、ないのかな?

 

伊根の南東の端まで行って、舟屋がなくなったところでUターン、、、

 

途中、『江戸時代の舟屋』を見たかったけど、どうやら工事中。。。

工事中でなければ500円で中を見学できるみたい。。。残念。。。しょぼん

 

最後に伊根の絶景ポイント、『伊根浦公園』からカシャカメラ

 

海上タクシーと自転車で2時間で一回りできるくらいコンパクトな観光地の伊根、、、

 

パートナーと一緒に、波の音を聞きながら舟屋に数泊して、お昼寝をしたり夕涼みをしたり、美味しいものを食べたりとのんびりと過ごしたい、、、そのためにはヨットではなくて予約をして陸路で来ないとな〰、、、ヨットは到着時間が不正確だからな〰。。。

 

ホント、伊根って”いいね〰グッド!

 

日本海側のクルージングスポットとしては絶対に外せませんよ!!

 

『タモリカップクルージング2016 富山編(往路後編、伊根→富山)』へ続くと思う。。。


タモリカップクルージング2016 富山編(往路寄り道編。)

$
0
0

『タモリカップクルージング2016 富山編(往路番外編、伊根観光)』http://ameblo.jp/oceansailor/entry-12193093298.htmlからの続き。。。

 

2016年7月13日、水曜日。

 

海上タクシーとポタリングで伊根観光を楽しんだものの、お昼ご飯にはまだ早い。。。

 

どこかでちょっと贅沢な海の幸を食べようか、気楽に『舟屋の里公園』でランチにしようかとも思ったけど、一航海で贅沢は1か所と決めているので今回はパス。

 

ここでの贅沢は”いつか”パートナーと一緒に来る時にとっておこう。。。

まあ、単純に”おひとりさま”の贅沢ができないだけなんだけど。。。汗

 

と、いうことで、お昼ご飯は食べずに13時頃に出港。まあ、食材は十分に積んであるしね。。。

 

入港するときに見えていた湾の入り口の防波堤を確認しながら、

 

夜、チャートやレーダーで確認しながら近づいて行ったものの不気味だった半島の丘を背に、

 

富山とは逆の南へ向かいます。。。

 

ヨットで行くような場所ではないのは百も承知で、、、

 

この松並木を見に来ました。。。

 

松並木の南の端にはケーブルカー?があり、、、

 

絶景ポイントになっているようです。。。

つまり、絶景はこの山の上から見るものであって、ヨットから見るものではありません。。。ちーん。。。

 

しかも伊根出港から3時間弱、向かいの20ノット近い風の中4ノット程度のスピードでやってきました。。。汗

 

松並木が面しているのは若狭湾の中の南西部の宮津湾。

 

松並木の向う側にも水面が見えます。。。

さあ、ここはどこでしょう?

 

松並木の端まで行くと、台船を押した船が出てきました。

 

松並木の端まで行くと橋も架かっていました。

 

どうやらさっきの台船を押した船はこの水路から出てきたようです。。。

この水路の奥には『廻旋橋』という船が通るために90度回る橋があるそうです。

 

残念ながら我が艇は喫水が深くてこの水路には入れそうにありません。。。

 

ということでUターン、、、

 

来た時には気が付かなかったけど松並木の北側にもケーブルカー?があって絶景ポイントがあるようです。

 

松並木の対岸にはマリーナもあります。

 

どこだかわかりましたか?

 

ヒントは

 

伊根から4ノットでも3時間弱、

 

松並木の反対側にも『阿蘇海』といわれる水面があり、

 

回転する橋で宮津湾と阿蘇海に船が行き来でき、

 

南北の絶景ポイントからは自分の股の間からこの絶景を堪能するらしい。『股のぞき』。

 

という、ヨットで来てもなーんの感動もないどこにでもあるような松並木とビーチにしか見えない、こんな↓場所でした。。。

 

伊根に寄ったら、お昼ご飯を食べてからバスに乗って行きましょう〰。。。DASH!

 

 

『タモリカップクルージング2016 富山編(往路後編、伊根→富山)』へ続くと思う。。。

タモリカップクルージング2016 富山編(伊根→富山)

$
0
0

『タモリカップクルージング2016 富山編(往路寄り道編。)』http://ameblo.jp/oceansailor/entry-12194852132.htmlからの続き。。。

 

 

2016年7月13日、水曜日。

 

宮津湾を出て、メインセールを揚げ、伊根の東に浮かぶ”大島””小島”の近くに17時半頃にたどり着き、4時間半ほどの寄り道クルージングは終了、ジブも揚げ、フリーで快適セーリングだ〰、、、

 

と思った直後に風が変わりほぼクローズホールドに。。。ガーン

 

この雲のせいかな〰、、、

 

前にもあるな〰、、、

 

あっ!後ろの雲が海面と繋がった、、、

 

でも、いい風が吹いてきた、、、このまま逃げ切れるかな〰???

 

やばいな〰、、、横の雲も海面と繋がり出したぞ、、、あせる

 

レーダーにもしっかりと後ろと横の雲が映っているし大島、小島もバッチリ、付近に船舶はいないしコースがキープできる限りは問題なし、、、

↑この写真を撮ったのは18時15分、、、

 

次の瞬間に冷たい風に変わって吹き上がる予感があせる

 

や、ヤバいビックリマーク素早くメンハリを降しすぐに2ポン、、、

 

2ポンができて、リーフロープを整理しようとしたとたんに風が40ノットオーバー汗

 

風下のガンネルを海水が洗うくらいのヒールをしながら大雨が汗

 

少しトラベラーを落としてキャビンへ避難。。。

 

40ノットの強風は5分ほどで納まりしばらくは大雨。。。雨

 

とりあえずはレーダーのFTC機能のお勉強。。。。

 

結局僕の頭の上で急速に発達したスコールだったみたい。。。DASH!

 

レーダーに映る雨雲のなんと大きいことか、、、汗

 

↓18時39分の写真。。。

 

バタバタと25分間慌ただしくさせてくれたスコールはさようなら〰パー

 

空も明るくなってきて一安心。DASH!

 

19時29分にカシャっカメラリーフも解除して快適なセーリングの始まり始まり〰音譜

 

エンジンも止めて、

 

10ノット以上の風を受けたアビームで艇速は8ノットオーバー、

 

快適快適〰音譜

 

船影を探すも全くなし、、、12マイル、、、6マイル、、、3マイル、、、レーダーにも何も見えないのでワッチアラームを付けて1時間のキッチンタイマー&携帯の目覚ましをセットしてぐぅぐぅ

 

 

2016年7月14日、木曜日。

 

が、快適なのはそれほど続かない。。。汗

 

まあ、まだ6ノットオーバーで帆走っているわけだから機走よりは早いんだけど、さっきまで8ノットオーバーで帆走っていたことを思うと、、、

まあ、せっかくなので少し弱り気味のバッテリーなのにレーダーやオートパイロットで酷使してまだソーラーパネルも繋げていないのでエンジンをかけて充電することに。。。

 

周りを見回しても、レーダーを確認しても相変わらず何も見えないのでワッチアラームを付けて1時間のキッチンタイマー&携帯の目覚ましをセットしてぐぅぐぅ

 

1時間ほど寝て、10分ほど周りを確認し艇の状態をチェックしてまた寝るの繰り返しで体はとても楽音譜

 

また、風が上がってきたのでエンジン停止、

 

再び8ノットオーバーの快適セーリング〰音譜

 

能登半島沿いに最短距離で行きたいものの完全にデッドラン、、、しかも風は25~30ノット、、、能登半島の沖には手前のほうに”七つ島”、奥には”嫁礁”という避けなくてはならない場所が、、、この七つ島と嫁礁と能登半島の間をセーリングで帆走り抜けるには最低5回はジャイブしないといけないみたい。。。

 

ということで5回のジャイブなんてめんどくさいので七つ島のさらに沖の”舳倉島”の手前まで行ってからワンジャイブで能登半島を廻っちゃえ~、、、

 

オートパイロット任せのちょっと大回り、、、流石にオートパイロットではこれ以上落とせない、、、ずっと9ノットオーバーで帆走していて、波に乗ると時折10~14ノットで帆走っちゃう。。。オートパイロットでデッドランを帆走るとワイルドジャイブの可能性が、、、舵を持つのもめんどくさいしね〰、、、

 

ということで七つ島を通り過ぎ、、、

 

波高2~3mの波の中でジャイブをしようとティラーを握りながらジャイブプリペンダーを緩めると、、、

 

ブチっ!と何かが切れた音が、、、汗

 

慌ててジャイブは中止、原因を探ります。。。はてなマークはてなマークはてなマーク

 

みーつけた目ジャイブプリペンダーを緩めた瞬間にバンクのシートが切れたみたい、、、

そろそろ交換時期かな~?とは思っていたし、どうもバングの中のシーブのサイズとシーブボックスのサイズが今一で、シーブが小さすぎるのか、少しシートがシーブボックスに擦れて切れそうだったもんな〰、、、(と思っていたけど切れたのは別のところむかっ

 

そんなこんなで舳倉島がも近づいてきていたのでとりあえずジャイブをすることに、、、

 

まあ、バングはなくなってもジャイブプリペンダーがバング替わりになるし問題なし、、、

 

バンっビックリマーク

 

灯台が見えている舳倉島、、、ってこの写真じゃ見えない。。。汗

 

岩がいくつか見えている七つ島、、、ってこの写真じゃ見えない。。。汗

七つ島っていうんだから7つの岩があるんだろうな〰、、、

 

フルサイズの写真の島の部分を切り取ればわかるんだろうけどめんどくさくて。。。(・・。)ゞ

 

 

ジャイブしても当然艇速は9ノットオーバーがアベレージ、風はトゥルーで25~30ノット、、、

 

ジャイブしてしばらく帆走るとヘリコプターが、、、

 

調べたら自衛隊の救難ヘリの『UH-60J』http://www.mod.go.jp/asdf/equipment/kyuunanki/UH-60J/index.htmlみたい。訓練かな?

まさか僕が遭難中なんて思っていないよね?

 

機体の右前にマシンガンが付いてると思っていたけど、『プローブ・アンド・ドローグ式の空中受油装置』だそうです。

 

と、いうことは飛んでいるガソリンスタンドみたいのがあるのかな?と思ってこのブログを書いている今調べてみると、ありました!『KCー767』http://www.mod.go.jp/asdf/equipment/yusouki/KC-767/index.html

 

写真で見ると飛んでいるのにいつもローターが止まるヘリコプター、、、

 

落ちるよ〰にひひ救難ヘリを助けに行かなきゃ〰にひひ

 

というネタになりますわな。。。ちーん。。。

 

まあ、我が艇の上で旋回もせず一定の速度でまっすぐに飛び去って行き、、、30分くらいしてからであろうか、戻って来てまた旋回もせずに能登半島のほうへ飛び去って行きました。。。

 

嫁礁を目視で確認でき、、、

 

レーダーでも確認でき、、、

 

 

チャートでも確認でき、、、

 

少し雲も晴れてきて何となく能登半島が見えて出して、、、

 

嫁礁の灯台を近くで見に行きたい衝動を抑えながら、、、

 

やっとはっきりと見えた能登半島の北東端を目指します。。。

 

当然、今までフリーで帆走していたんだから能登半島を廻り込むにつれアップウインドに、、、汗

 

で、目的地である富山の新湊マリーナの手前の入港路へバウを向けると完全にクローズホールド、、、え〰っ、、、30マイルくらいあるよ〰、、、

 

ランナーとチェッカーを入れようとしたら、カンカンカン、、、汗

チェッカーのTターミナルが抜けた、、、汗そういえば抜け止めのリテーニングプラグ手に入れたのに手に入れてからまだマスト登ってなかった。。。あせる

まあ、レースでもないしとりあえず、まあ、いいか〰。。。シラー

 

能登半島を廻りこんでから6時間ほどクルーズホールドで帆走ってきたけど最後の3マイルほどはダマせないみたいで上りきれないからセールダウンして機走で新湊マリーナへの入港路へ向かいます。。。

 

雨が降ってきました。。。ガーン

 

フラッシュが付いたらこんな↓感じの真っ暗な夜に見えるけど、、、

 

フラッシュが付かなかったら実際に見えている景色、、、低く垂れこめた雨雲の下に富山の明かりがなんだか不気味、、、汗

 

チャートとGPSプロッターと海図とレーダーを頼りに入港路を探し、、、

 

入港路の緑と赤のブイの間を通り過ぎてからはレーダーを頼りに真っ暗なハーバーの入り口を目指します、、、

 

デッドスローで何度か艇を止めながらハーバーの中に入ったものの、何も見えない。。。

 

15mのシングルバースに泊めてくださいと言われているものの、どこが桟橋か分からないはてなマークはてなマークはてなマーク

 

何となく去年のタモリカップの写真でハーバーの配置を思い出し、はっきりとレーダーで確認できるBBQ会場の南側にとりあえず15日0時32分に無事係留。。。

 

雨は上がったものの濃霧で自艇とその前の船の船尾くらいしか見えない。。。

 

ということで、コクピットでシャワーを浴びてさっさと寝るに限る。。。ぐぅぐぅ

 

伊根を出て天橋立まで寄り道して新湊マリーナまで35.5時間、246,9マイルの快適なセーリングでした。

 

平均約6.9ノット、伊根から天橋立まで4ノット程度のスピードで約3時間、 富山湾でアップインドの中6時間帆走したことを考えるとかなり早い音譜

 

しかも、しかもですよ!クルージングといえば正面からの風と相場は決まっているはずなのにフリーでのセーリングが7割近く!しかも伊根から天橋立を回って若狭湾を出るまでの約5時間と途中風が落ちたついでの充電のための機帆走2時間と、最後のアプローチの1時間以外はずっとセーリング音譜音譜音譜

 

初めての日本海、、、これってビギナーズラックかなはてなマークはてなマークはてなマーク

 

『タモリカップクルージング2016 富山編(〇〇へ続く。。。)』

タモリカップクルージング2016 富山編(船底掃除&スプライス)

$
0
0

『タモリカップクルージング2016 富山編(伊根→富山)』http://ameblo.jp/oceansailor/entry-12194977454.htmlからの続き。。。

 

2016年7月15日、金曜日。

 

富山到着の翌日、ハーバー事務所へ行ってご挨拶。

係留場所の指示をもらって昨日竣工式があった出来立てほやほやの15mのシングルバースへ移動。

超リッチになった気分音譜

場違いな感も、、、汗

 

で早速スクレパーを持って潜り船底一周、、、

 

続いて120番の耐水ペーパーを持って船底一周、、、

これで大体大きなフジツボの根は取れた、、、

 

続いて240番の耐水ペーパーを持って船底一周、、、

これで小さなフジツボの根もほとんど取れた、、、

 

続いて320番の耐水ペーパーを持って船底一周、、、

残りはキール右側とラダーだけというところで体が冷えて足攣ったあせる

まあ、3~4時間も素潜りで潜り続けたらそうなるわな。。。汗

 

まあ、勝ち負けなんてどうでもいいからもう上がろ、、、タモリカップを楽しめる程度の船底にはなったし、帰りのクルージング速度も上がったはずだし。。。合格

 

なんか後進の効きが悪いなと思っていたら、、、

いつから???

 

とりあえずシャワーを浴びて、洗濯をして、スーパーへ行って晩御飯、、、

 

 

晩御飯を食べてから眠たいのを我慢して切れたバンクシートの応急修理。。。

 

もう9年も使っているしシーブ径とシーブボックスのサイズが合っていないからちょっと擦れていたから仕方がないよな〰、、、と思っていたけど、、、

ん?切れた場所がおかしい、、、

 

あっ!スプライス全然テーパーにして入れてないじゃんむかっ

 

これはマストを折ったときに新しく立てたマストと一緒に取り付けてもらったもの、、、つまりプロのリガーにお金を支払ってやってもらったプロの仕事。

なんでもそのプロはボルボオーシャンレースなどの艇のリギンメンテナンスもしているというから安心していたんだけど、、、スプライスのテーパー加工なんてスプライスの基本中の基本じゃんパンチ!

 

プロに頼んだのに、、、何を持ってプロというのか、、、ただお金(対価)をもらって仕事をするのがプロだというなら、、、おっかね〰DASH!

 

やっぱりプロは技術力でしょ!!

 

新品のシートなんてすぐに準備できないし、富山に面識ある人いないし、、、

 

まあ、とりあえず雑索の中から使えそうなものを探し出し、、、

 

見つかったのは、、、たぶんマストを折った時に付いていたメインハリヤードの切れ端、、、

マストは3分割に折れてしまって、折れたマストとマストの間ですべてのハリヤードがロックしてしまって、マストが船底に回り始めたので急いでマストカラー付近で切断したハリヤード。その何本かあるうちの1本、、、バウの修理でバウハウスを吊っていた雑索もほとんどその時のもの。。。

 

3ブレードをバラバラにします。3ブレードの外皮と芯の間にある緑色のメッシュ状のものは外皮と芯との滑り止めらしい。。。

 

まずは道具を用意して、、、

 

アイを作ります。

 

ワイヤーフィッドを差し込んで、、、

 

端っこをワイヤーフィッドに挟んで、、、

 

抜いて、、、

 

アイの大きさを整えて、、、

 

抜いた短いほうにもう一度ワイヤーフィッドを差し込んで、、、

 

ワイヤーフィッドにアイを挟んで、、、

 

抜いて、、、

 

なんかツイストしているのが嫌だからワイヤーフィッドを差し込んで、、、

 

ワイヤーフィッドに端っこを挟んで、、、

 

抜いてツイストを解消し、、、

 

中に差し込む芯の長さのエンド部分からファイヤーフィッドを差し込んで、、、

 

ワイヤーフィッドに先を挟んで、、、

 

抜いて、、、

 

長すぎる部分を切り取って、、、

 

テーパーにする部分を引き出して、、、

 

芯をバラバラにして、、、

 

テーパー状になるように切っていきます、、、

 

こんな感じで切り落とし、、、

 

テーパー状になったら、、、

 

入れて完成、、、

 

反対のエンドも同じ加工をして、たぶん合ってると思うけど『ロックスプライス』の完成。

 

ロックスプライスなら芯を入れる量が多少短くても問題ないしね。。。

 

まあ、なんちゃってオーシャンセーラーの『なんちゃってロックスプライス』ということで。。。

間違えがあれば是非ご指摘を!!m(_ _ )m

 

紫外線対策もしていないほんとに応急のバングシート、、、今年いっぱいは持ってくれるかな?

 

しかし、、、シャックルもヤバいな〰、、、

シャックルも変えたいけどバングのグースネック金物のデザインも変更して50mmほど上に取り付けて、更にテークルを増やしたいんだよね〰。。。

 

ん?グースネックの金物のデザインも当然プロがやったはずなんだけど。。。むかっ

デザインが悪く傷むのが早すぎ、、、そもそもよく考えたらバングのシーブとシーブボックスも。。。むかっ

 

座屈折れを防ぐためにスリーブがマストカラー付近とファーストスプレッダーの部分に入っていてセクションデザインも強くなっているから前のマストより一回小さいけど強いマストだと聞いているけど、、、このマスト嫌い、、、まあ、新品の6割くらいの価格で購入出来た2年落ちの中古マストなので贅沢は言えないかな〰。。。DASH!

 

潤沢な資金があれば切れる前になんとでもなるんだけどな〰。。。

 

とりあえず一人でできることはすべてして、明日の晩にパートナーに手伝ってもらってマストに登ってからチューニングをしてメインセールを付けよ。。。

 

明日の観光の体力回復のために早く寝よ。。。ぐぅぐぅ

 

 

『タモリカップクルージング2016 富山編(〇〇)』へ続くと思う。。。

 

 

 

新しい仲間の大冒険。(Day1)

$
0
0

最近バタバタと忙しく未だに富山からも帰って来ていないブログ上の我が艇。。。

 

とりあえず富山から一度西宮に帰って来て、他艇でパールレースに参加し、その艇を回航して持って帰って来て、お盆は徳島まで我が艇でシングルハンドクルージングをして、阿波踊りヨットレースは他艇に乗って参加して、横浜までの往復クルージングをして、翌週には初めてのDNSをシアトルカップヨットレースで決め込んでと忙しいヨットライフを送っている今日この頃、、、

 

そんな僕のもとに何故か年に数度は艇の購入アドバイスを求めに来る人が、、、何故?

しかも予算がふんだんにある人から、予算がない人まで。。。

 

特に『〇〇に挑戦したいのですが予算は〇〇、〇〇の艇種で大丈夫でしょうか?』というのが多い。。。汗

 

まあ、素人なりに僕の知識と考えをフル稼働して艇種や業者など全くビジネスとはかけ離れたアドバイスをさせていただくことがあります。。。

 

本当はお世話になっている業者さんを紹介できればいいのですが、やはりその人の予算や目的に合致した艇を一緒に探してあげたくてなかなかお世話になっている業者さんに取り次ぐことができません。。。

 

僕は低予算でも頑張っている若者をできる限りの全力でサポートしたいと思います。

 

半年近く前から毎週のように『〇〇という艇種はどう思います?』『予算は〇〇万円しかありません。』『遠くへ行ってみたいです!』という若者の話を聞いていて、一緒に3艇見に行きました。

 

1艇目、エンジンは1GMだけど船体やセールがボロい。。。1GMが搭載されて予算を考えるとこの程度か、、、『せめて予算が3倍あったら〇〇という艇種がいいかもよ。』というアドバイス?をしていると、、、

 

2艇目、エンジンはYA8だけど全体的には1艇目よりもコンディションはよさそう。エンジンに関しては僕より強い彼なら問題ないかも、、、と思って取り扱い業者さんに問い合わせた時にはタッチの差で売却されていた、、、

 

3艇目、『YA8でもいいなら予算そのままで〇〇という艇種を探そうか?』ということになりネットで一晩探しているとありました!隣のマリーナに!しかも顔見知りの業者さん。

 

エンジン快調、ハルは最近塗装済?、トーレール&アクリル窓も最近交換済み?、セールもほとんど使われていない状態?、オートパイロットも付いている!

 

見学に行って彼は一目惚れ。

 

彼が艇をじっくりと見ている間に業者さんに流通経路や係留場所の無料継続期間などを聞いて彼が購入を決意した時に『負けたってや〰!』とお願いして、業者さんも下取り艇だったのと若者への応援価格として現状ノークレームとして20%引きを快諾してくれた!

 

そんなこんなで入手したのは、

 

名艇『ソレイユ ルボン』、日本一周している艇も何艇かあり、極めつけは南極まで行った強者もいるというお墨付きの艇種。

 

立てる広いメインキャビンもあり、メインキャビンとは完全に分けれるトイレもある(バウバースとは同一空間になる。)クルージングボート、、、とは言っても建造された当時はIORのレーサーだったらしい。。。

 

機械加工ができる彼の父親もとても協力的で、割れたジブのカーのシーブをアルミの削り出しで作ってくれたり、ビミニトップを作ってくれたりと羨ましい限り。。。

 

進水祝いに僕があげれたのはボロフェンダーや係留ロープやボートフックやポリタン、カセットコンロやプラスチックの食器や調理器具など倉庫に眠っていた備品、、、彼に『ちょっと豪華な焼き肉と中古でも使える船舶用品のどっちがいい?』と聞いたら『船舶用品!』ということだったので。。。

 

9月上旬には高圧洗浄機とサンダーやグラインダーを貸してあげたら2泊3日で一人で頑張って船底塗料の塗り替えも行って、

 

着々と『遠くへ行ってみたい!』という願いに近づいていき、、、

 

そろそろ準備が終わった頃のシアトルカップが終わった次の日に見に行くと、、、

 

『海図と自転車とボースンチェア(一人で登れる『マストトップクライマー』)を貸してください。』ということで快諾、、、

 

一緒にチェックすると、、、、アンカーが一つ?フェンダーボードは?スピンポールは?潮汐表は?などなどまだまだ準備が必要そうです。。。

 

アンカーは不要なダンフォース型を2つあげ、ついでに不要なアンカーロープや係留ロープ、もやいの擦れ止めのための消防用ホースもあげ、ボロボロの足場板をフェンダーボード替わりにあげ、我が艇のトレードマークの一つの自転車を1台貸して、23フィート用だけどスピンポール(スピンはサイズ不明だけど他の業者さんにもらったらしい)も貸してあげ、念のために浮器を持たせ、快適ライフのために12Vの保冷庫とアイスボックスをあげ、我が艇で必要な分はコピーして今年の潮汐表もあげ、自転車のシートにくくりつけてリアカー替わりに使う折り畳みカートも貸してあげて、『ティーザーは適当なロープで結んだらいいかなと思っています。』という言葉に不安を覚え、僕の一番新しい一度も使っていない二股のティーザーを貸してあげ、これで準備完了と思いきや、、、

 

『〇〇さんに借りたGPSはどうなったの?セットして見せてみろ。』と言ってセットさせると、、、

 

『下に隙間が空くけどちょうどいいんですよ~音譜』と〇〇さんが”〇〇さんの艇”に合わせて作った差し板につけたGPSが”ちょうど”と喜んで見せる彼、、、

 

『馬鹿ヤロー!下に隙間があって上の差し板もなければ雨の時にGPS使えないじゃんか!それより〇〇さんの艇は何もないから大丈夫だけど、ルボンは差し板のすぐ後ろをメインシートが動き回るんだから差し板にブラケットをそのまま付けた〇〇さんのGPSはシートが引っかかってジャイブもタックもできないじゃんか!それより20万円近くもするGPSを引っかけて潰したらどうするの!?』

 

ということで、GPSを埋め込める差し板とその上に入れれる差し板を急遽余っていた合板で作ってあげる。。。

 

元の差し板に合わせて作ったものの元の差し板が少しサイズが小さかったみたい。。。ガーン

測って作ればよかった。。。汗

まあ、GPSも埋め込めたし下の部分は2分割でも低くなったので、出入りも上の差し板を外すだけでしやすくなったぞ。

まあ、突貫工事としては満足だろう。。。

 

『どこまで行くの?』と聞くと、『できれば北海道まで。。。』、、、てっきり函館かどこかにタッチして帰ってくるのかと思いきや大胆にも『北海道一周』、、、マジ!?

 

それだけは時期的に遅すぎるから止めておいたほうがいいと制止、代替え案として『時計回り本州一周ただし急ぎ足』を提案。。。

 

本人は遠くに行ければいいみたいでその提案を受け入れた。。。時期的にはこれも少し遅いとは思うけど急ぎ足であれば不可能ではないと思う。。。

 

で『ナビゲーションは?』と聞くと借りたGPSとスマホだけと。。。

 

『エンジンが壊れないという自信は?壊れたら発電できないよ。GPSが壊れないという自信は?壊れても修理できるという自信は?』どれもなし。。。

 

ということで僕が持っている富山までの海図と東京湾までの海図ではカバーできない東日本の海図を一式一緒に買いに行くことに。。。まあ、今はお金がないけど近い将来すべて買い取ってあげよう。。。

 

とりあえず20万分の1と25万分の1の海図を確認して9枚購入、本州一周に必要な書籍の港湾案内をすべて貸してあげたのでブラックアウトしてもなんとか最寄りの港には安全に入れるでしょう。しかも26フィートで喫水も浅いからなんとでもなりそう。

 

後は潮汐表は潮汐も潮流も基準地点を元に補正しないといけないことを教えたので、明るくなってから出港、暗くなる前に入港を守りさえすれば何とかなるんじゃないかな?

 

作業リストがほぼすべて完了した24日土曜日、半ば強引にナイトセーリング招待してもらい、すべて一人でこなせるかチェック、、、とりあえずセールを本当に一人で揚げるならスピードを緩めハーネスを付けて作業するように注意して、、、

 

ファーラージブを出そうとすると何か動きが悪い、、、『そのブロックおかしいんですよ。』と言う彼が指さしたのは単なるシートストッパー。。。汗

 

『それはシートストッパーの後方にブロックがないと扱えないよ!』と、まあ、セーリング装置としてはブロックが一つ足りない程度でなんとかなったみたい。。。

 

後はコンロ下のオープンデッドスペースにセーリング中でも物が落ちないようにするための板を切って、L字型金物を8個あげて自分で取り付けるように言って僕は次の日の仕事に備えて帰宅。。。

 

 

2016年9月26日、月曜日。

 

午前1時半、雷は収まったものの雨の中、彼は明石海峡の潮に合せて出港。急ぎ足の彼の最初の目的地は牛窓。

 

気象情報は雨だけど風はなし、もしくは軽い追い風ということで、彼は父親に作ってもらったビミニトップの下で雨を凌ぎながら比較的楽に午後12時半頃に牛窓に無事到着したそうです。

 

所用時間11時間ほど、明石海峡の転流1時間前には明石海峡大橋の下にたどり着くように出港して、追い潮で牛窓まで航海できたので早かったようです。

 

明日は弓削島まで行くそうです。牛窓から約55マイル。天気も良さそうだし、潮流を気にする場所もなさそうなので問題ないでしょう。

 

 

さて、皆さんにお願いです。

 

僕はほとんどノンストップのオーバーナイトで目的地まで行ってしまうのでどこの港に入れるかなどよく分かりません。彼は基本明るくなってから出港、暗くなる前に入港を繰り返して本州を一周しようとしています。なので一日の行程は50から長くても70マイル程度、明日の弓削島の後50~70マイル刻みで入るお勧めの港(格安or無料)を教えていただければ幸いです。m(_ _ )m

 

また、彼の艇に合うスピン装置一式(スピン・スピンポール・ブロック・ハリヤード・シート・トッピング・フォアガイなど)を無償もしくは格安で譲っていただける人を探しています。

カーボンポールに変えたからアルミポール

(3.2m程度)が余っている方、ジェネカー一式に変えたからスピン一式はいらないという方、クルージングしかしないから複雑なスピン一式はいらないという方などがおられましたら是非彼にお譲りください。m(_ _ )m

 

僕も毎日彼の行程を聞いて気象のチェックをしてこのブログにアップするつもりですが、もし台風などで彼が危ないと思った方は是非安全な港に手招きしてあげてください。

 

よろしくお願いします。m(_ _ )m

 

 

スマホのデータが、、、

$
0
0

単刀直入に、、、

 

ここ4年半ほどで連絡先を交換したほとんどの方の連絡先がスマホのデータからなくなりましたあせる

 

ゴメンナサイ。。。🙇

 

とは言っても当方の電話番号は変わっておりません。

ただ、登録されていなな電話番号の場合、ほとんど”出ない”、”折り返さない”というスタンスで日々過ごしております。プライベートの携帯なので悪しからずご了承ください。

御用があれば留守番電話にお名前とご用件を入れていただければ折り返しますのでよろしくお願いします。

 

また、ついでに迷惑メールが増えてきたので、いい機会だと思い携帯電話のメールアドレスを変更しました。

アドレスは旧アドレスの文字間がすべて『.』(ドット)にしました。

なので

『〇〇〇〇〇〇.〇〇〇〇〇〇〇〇〇.〇〇〇〇〇.○○○○23@〇〇〇〇〇〇.〇〇.○○』

になります。

 

事の顛末は、

 

1、富山へ行く途中に4年ほど使っているスマホが故障。充電の端子を差し込むところが傷んで充電が出来たり出来なかったり。。。

 

2、補償サービスで同じ機種のリビルド品?に交換。

 

3、タモリカップ横浜の前日にずっと『圏外』表示のまま故障。。。

 

4、同乗者がいたので修理をしないまま横浜を出港、紀伊水道の雷雨を避けるために串本へ入港。待機時間を利用してドコモショップへ。。。

 

5、シムカードを入れ替えてもらうも復旧できず、修理へ。。。どうやらこの時にすべてのデータを代替え機に入れることが出来なかったよう。。。ちーん。。。

 

6、帰って来て学生や艇長会議に代わりに出てくれた姉さんの連絡先が消えているのに気が付いてドコモショップへ。。。

 

7、代替え機はgoogle非対応機種だったようで、googleに入れておいたデータが引き出せない状態とのこと、、、修理が終わればデータは元通りになると説明を受け一安心。。。

 

8、修理完了の引き取りに行ってデータを移し替えてもらったのにほとんどのデータは引き出せない。。。

 

9、どうやらgoogleの同期が上手く行われていなかったようでスマホで登録したこの4年ほどのデータがすべて消えてしまったよう。。。

 

電話帳に登録するときにgoogleに登録すると、一時的にスマホ本体のファイルに保管され、それから同期してgoogleのクラウドに預けることになるらしい。。。この同期がされないまま串本で初期設定をしてしまったためにデータが消えてしまったらしい。。。ちーん。。。

 

電話帳の登録にそんな複雑なシステムになっているなんて知らなかったよ〰あせる

 

google非対応なんて聞いていないよ〰あせる

 

そもそもドコモショップの人がセンターなどに聞いた受け売りの言葉で説明するような内容なんてエンドユーザーは知らないよ〰あせる

 

あと、ラインのトークも残せないって辛いな〰、、、これで以前のパートナーとのやり取りを見てブログを書くことが出来なくなったぞ。。。ちーん。。。

まあ、詳細な時間が分からなくなった程度だけど。。。

 

googleで登録するかdocomoで登録するか今後どうしようかな~。。。

 

便利なようで機械音痴にはまとめれないアドレス、、、頭痛い。。。DASH!

Viewing all 404 articles
Browse latest View live